「天皇の姪の夫」それだけで十分
小室さんは昨年6月からLSの「国際貿易と国家安全保障」という、クライアント企業に対して、アメリカと他国との貿易や投資の規制に関するアドバイスを担う部門に所属している。担当する関連領域は次々と増え、現在は5つ。この2月には新たに「CFIUS」という分野が追加された。「CFIUS」は、財務長官を委員長とする、外国資本によるアメリカ企業の買収・合併を審査する米政府の委員会だ。最近では、日本最大手の鉄鋼メーカー「日本製鉄」による米大手「USスチール」買収の件にもかかわっている。
「小室さんのチームのリーダーは鉄鋼業界に精通しており、LSは日本製鉄の顧問弁護士の座を狙っているともいわれています。LSのホームページで“日本語が流暢です”と紹介されている小室さんの存在は頼りになるに違いない。まして小室さんは、天皇の姪の夫です。“コネ社会”のアメリカでは、ビジネスにおいて、その肩書を最大限に駆使したパフォーマンスが期待されていることでしょう」(法曹関係者)
5つもの分野に業務内容がまたがり、激務に追われているかと思いきや、小室さんはさほど多忙ではないという。
「小室さんの実務といえば、月に数回のペースでLSのホームページに公表される記事に名を連ねることでしょうか。時には自ら営業電話をかけることもあるそうですが、それはよほど仕事がないときでしょう。彼の“価値”は日本の皇室とつながりがあるという唯一無二の人脈ですから、それを存分に生かすことが第一です。現在は、黒塗りのハイヤーで月に2回ほど出社していますよ」(LSの関係者)
まるでセレブ待遇のような出勤頻度だが、眞子さんとともに子育てシフトを敷いているとなれば、自然な成り行きかもしれない。とはいえ、いざ妊娠出産となれば、サポートの手が増えるに越したことはないだろう。
「眞子さんは日本に対して忌避感を抱いており、帰国はしたくないという強い意思を持っているそうです。いまだに秋篠宮ご夫妻との関係性も修復できていないといいます。つまり、いざ妊娠出産となったときに頼れる“肉親”は、小室さんの母・佳代さんしかいない。佳代さんはかねて海外での生活を望んできましたし、なにより、子育ての“先輩”でもある。佳代さんをアメリカに招くことは、双方にとって大きなメリットがあるでしょう」(皇室関係者)
輝かしい未来が待ち受けているからこそ、小室さんの笑みは絶えないのだろう。
(了。前編を読む)
※女性セブン2024年4月4日号