芸能

マツコ 中学からおネエ言葉だったが周囲は冗談だと思っていた

 現在大ブレイク中の女装コラムニスト・マツコ・デラックス(38)。最近、東京スポーツに素顔写真が掲載され、過去の一部が明らかになったが、いったいどんな人物だったのか。

 マツコの知人が語る。

「中学時代からおネエ言葉を使っていましたが、みんな冗談だと思っていました。カラオケが得意でよく『異邦人』なんかを歌っていましたよ。高校2年生のときには、修学旅行のバスの中でカラオケ大会になり、マツコさんはテレサ・テンの『つぐない』を歌っていたんですが、あまりに上手くてオンステージになったほどです」

 マツコが、完全女装するようになったのは、高3のころだったという。それから千葉県の県立高校卒業後、美容専門学校を経てゲイ雑誌『バディ』(テラ出版)へ。同誌の編集者をしながら、ドラァグクイーンとしても活躍していたが、2001年に作家・中村うさぎ氏の勧めもあってエッセイストに。

 2005年からテレビの情報番組『5時に夢中!』(東京MXテレビ)のレギュラーコメンテーターに起用された。体重及びスリーサイズは全て「140」という巨漢に女装という何とも妖しげな風体から繰り出される鋭い毒舌が受け、ラジオ、バラエティー番組と活動の場を増やしたマツコ。

 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)や『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)などの人気バラエティーや『さんまのまんま』(フジテレビ系)や『徹子の部屋』(テレビ朝日系)といった対談番組にも数多く出演している。さらに、NHKの『ためしてガッテン』の特番にも出演。

 ついに今秋のフジテレビの番組改編キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれ、妊婦に扮したCMに登場。ゴールデン初レギュラー番組『(株)世界衝撃映像社』(同局)も決まった。

 今回起用された理由について、『宣伝会議』編集室長・田中里沙氏は語る。

「おネエキャラといった個性的なかたは視聴者の予想を超えた楽しい驚きを与えてくれます。マツコさんは見た目において強烈なインパクトがありますから、世代や性別を問わず目立つことが重要なCMだからこそ選ばれたんだと思います」

※女性セブン2010年11月11日号

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