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サッカー仏代表3人が買った娼婦 写真撮影で2240万円稼ぐ

 いつの時代も「女」は武器になるようだ。時に軍事機密のような重要情報を引き出す諜報活動に、時に巨万の富を得る手段として。妖艶に男を籠絡し、一時代を築いた伝説の娼婦をジャーナリストの宮下洋一氏が紹介する。

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 昨年、イタリアのベルルスコーニ首相が高級娼婦のパトリツィア・ダダリオと数回の夜をともにし、彼女が録音したセックステープが流出しスキャンダルに発展した。後に、数人の女性が首相の乱交パーティーやコカイン事件も暴露し始めた。ベルルスコーニは、高級娼婦たちとの間に金銭の取り決めがあったとも。首相官邸で一夜過ごす場合は2000ユーロ(約22万円)、ホテルの場合は1000ユーロ(約11万円)が相場だったという。
 
 サッカー界での娼婦事件も今年、ワールドカップ(W杯)前に発生した。フランス代表選手のフランク・リベリー、カリム・ベンゼマ、シドニー・ゴブの3人が、当時未成年だった娼婦ザイア・ドアールとの関係を摘発された。一晩で2000ユーロ(約22万円)もの大金を未成年女性に支払った選手たちの行為自体が問題に。ザイアはその後、マスコミの人気者となり、W杯前までに写真撮影で20万ユーロ(約2240万円)を稼いだという。さらに、ヒット商品開発を視野に、自身の名前「ZAHIA」で知的所有権も獲得している。

※SAPIO2010年11月24日号

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