芸能

aiko 幼稚園時代に即興オリジナルソング歌い将来を確信される

 1998年のデビュー以来、ヒットチャートを席巻し続けているaiko(35)。2月23日に2枚同時に発売された初のベストアルバム『まとめI』『まとめII』は、合わせて44万枚の大ヒットになっている。

 そんなaikoは1975年、大阪市で、スナックを経営する父と看護師の母の間に生まれた。父親は若いころ、プロの歌手を目指して上京したこともあるほどの音楽好き。その影響もあって、aikoは3才からピアノを習い始めた。aikoの知人がこう話す。

「“お前、なんか歌ってみろ”と父親がいうと、aikoちゃんは、即興でオリジナルの曲を作って歌うんですよ。それがなんと幼稚園のころ。そのときから、本人だけでなく、家族全員がaikoちゃんは将来プロの歌手になると思っていたそうです」

 高校生になると、学校で友人とともにバンドを組み、文化祭でMr.Childrenの曲を演奏していたという。そして、大阪音楽大学短大に進み、自分で作詞作曲をしながら、父親のカラオケスナックでアルバイトを始めた。それがaikoにとってのスタートラインとなった。当時の常連客が振り返る。

「店の客はほとんどが常連さん。aikoちゃんは客とデュエットしたり、ひとりで歌ったりしていました。なかには“甲斐バンドの『安奈』を1オクターブ高く歌え”とか、“太田裕美の『木綿のハンカチーフ』の〈彼女のパート〉を歌え”といった、細かい注文が飛ぶこともありましたよ」

 客からの注文は演歌もあった。が、もちろん当時のaikoには歌えない曲もあった。

「うまく歌えなかったり知らない曲があったときは、その次の日、父親と開店前から歌の特訓をしていました。美空ひばりさんの『リンゴ追分』なんかをよく練習していたようです。父親はとても厳しくて、“ここはそうじゃない!”“ヘタクソ”とダメ出しすることが何回もあったそうですよ」(前出・常連客)

※女性セブン2011年3月24日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン