ライフ

夜食にぴったり 美肌成分がすべてはいった「鶏野菜スープ」

美肌効果のある鶏野菜スープ

 食生活がお肌のコンディションに影響を与えるのは、よく知られているところ。夜の食事は、特に気をつけないと、肌に大きなダメージが…。

 そこで、夜食におすすめなのが、肌に効く成分と食材がすべてはいった「鶏野菜スープ」。鍋に鶏手羽先とかぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら食べやすい大きさに切った玉ねぎ、にんじん、セロリ、豆腐を加えて煮、最後にゆでたブロッコリーを加えて塩こしょうで調味したもの。市販のコラーゲンスープを使うとさらに美肌効果UP!

 そんな「鶏野菜スープ」にもたっぷり含まれている、美肌効果のある成分&食材は以下の7つ。意識して摂取すれば、お肌美人になれるかも!?

 * * *
【ビタミンE】
 強い抗酸化力を持ち、過酸化脂質の生成を抑えて細胞の老化を防ぐ。血液中のLDLコレステロールの酸化も防ぎ、動脈硬化予防にも。末梢血管を広げ血行を促す作用もあり、冷え症などの改善効果もある。ビタミンC、B2、ベータカロテンと合わせて摂ると抗酸化力が高まる。ブロッコリー、かぼちゃ、アーモンド、サーモンなど。

【ビタミンC】
 皮膚などの結合組織を構成するコラーゲンの合成に必須のビタミン。抗ストレス作用もあり副腎皮質ホルモンの合成の促進、腸での鉄吸収率を高める働きも。ストレスや喫煙によって消費量が高まり、欠乏すると疲労感が生まれるので注意が必要。菜の花、赤ピーマン、ブロッコリー、いちご、オレンジ、レモンなど。

【ビタミンA】
 皮膚や鼻、のどなどの粘膜の健康を維持するのに不可欠。感染症を予防し、免疫力を高める作用がある。にんじん、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれる ベータカロテンは体内にはいると必要に応じてビタミンAに変換される。脂溶性なので、油脂とともに料理すると吸収率が高まる。レバーやうなぎにも多い。

【食物繊維】
 食物繊維は2種類あり、不溶性は腸内に発生した有害物質のデトックス作用があり、便秘予防にも効果的。水溶性の食物繊維はコレステロールや糖質の腸内吸収を防ぎ、血中コレステロール値の正常化、血糖値上昇の抑制作用がある。過剰摂取すると鉄やカルシウム、亜鉛などの吸収を妨げる。ごぼう、豆類、海藻類など。

【大豆イソフラボン】
 女性は更年期になると女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、心身のバランスが乱れてさまざまな症状が表れることがある。イソフラボンは女性ホルモンによく似た物質であるため、女性ホルモンのバランス調整に働き、更年期障害を防ぐ。また冷え症を改善する効果もある。納豆、豆乳、豆腐、みそなど、大豆製品に豊富。

【コラーゲン】
 細胞と細胞の間に存在し、細胞の結合や老廃物の排出に働くたんぱく質の一種。皮膚や関節、骨を丈夫にして老化を防ぐ働きがあり、血管を強化し、免疫力を高める効果もある。体内で生成されるが、加齢などによって不足すると細胞の結合が弱まり、肌のハリが失われる原因に。鶏皮、手羽先、豚足、牛スジ、フカヒレなど。

※女性セブン2011年4月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン