国内

3才男児が「真っ暗怖い」と寝言連発 計画停電がトラウマに

 関東地方を中心に実施される計画停電。一般家庭ではドタバタの停電生活が繰り広げられている。

 計画停電が実施されて以来、土日を除くほぼ毎日、停電を経験したという、千葉県船橋市の主婦・Kさん(38、仮名)の口癖は「停電になるから早く食べようね」。3才の長男をせかすように、食事にお風呂にと、忙しい。停電中は、実家の母親が購入してくれたランタンやアロマキャンドルをつける。

 お風呂もキャンドルライトではいるが、長男は「暗いのは嫌だ」といってはいりたがらない。しかも停電しているときに限って、“テレビが見たい”と訴える。そこでクローゼットから取り出してきたのは、引っ越しのときに不動産屋さんからもらった充電式のDVDプレーヤー。これでアニメのDVDをかけて対応している。

それでも長男は、「停電、真っ暗」「真っ暗怖い」と繰り返し寝言をいったという。それだけに、停電がないとわかると一転する。

「あるとき子供を寝かしつけようとしていたら、停電が予定より早く終わって、部屋の明かりがぱっとついたんです。長男は“停電いっちゃったから、テレビ見よう”とはしゃいじゃって、なかなか寝てくれなくて困りました。生活のリズムが崩れて、親も子も大変です」

※女性セブン2011年4月21日号

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