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自粛・節電ムードで『人生ゲーム』などアナログ玩具が人気

電力不足や自粛ムードにより、消費が落ち込む震災後の日本。そんななか、ゲーム・玩具業界では“電池を使わない商品”が再認識されているという。『人生ゲーム』に代表されるボードゲームや、『UNO』などのカードゲームの売れ行きが好調なのだ。

玩具メーカー大手のタカラトミーによると、主要商品でもある『人生ゲーム』の売り上げは、震災後、昨年の同時期と比べて増加しているという。

「停電や電池の供給不足という状況のなか、電気不要という点が再評価されているのだと思います」(タカラトミー広報・前田恵理さん)

また、“誰でも楽しめるのがアナログゲームの良さ”という声も多いようだ。

銀座の玩具専門店・博品館TOYPARK銀座本店でも、『人生ゲーム』や『UNO』、『オセロ』、『どうぶつしょうぎ』などのアナログ玩具に人気が集まっている。広報の小堀結可さんによると、店舗全体の売り上げが伸びているわけではないものの、電池を使わないゲーム・玩具に限って見ると、この1か月は通常月の2~3倍の売れ行きとなっているという。

※女性セブン2011年5月12日・19日号

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