芸能

『ホンマでっか!?TV』コメンテーターの審査は結構厳しい

世の中の様々な事象や噂について博識な専門家が解説をし、それに対して「ホンマでっか!?」と突っ込みを入れたくなるバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)。「尾木ママ」こと尾木直樹氏や金子哲雄氏といった「スターコメンテーター」を生み出す番組だが、ここに出演するにはキチンとした審査を受ける必要がある。

書類選考ともいえそうなのが、普段からその人物がインタビューや著書で何を言っているかを制作会社スタッフがチェックすることである。その内容が番組的に「ホンマでっか?」と言いたくなるようなものになりそうだという感触があれば、スタッフはその専門家にアプローチを開始する。

そして実際に会ってみると専門家はかなり深掘りした話を求められる。たとえば、「副業で儲けるプロ」としてスタッフと会った男性によると、「一般人にもできる具体的な方法は何かを徹底的に聞かれ、そのリスク、かける時間、実際に儲かる金額といった話まで踏み込まれました」ようだ。

その後、一般人には副業はなかなか難しいとの結論になりかけたところで、「ならば、番組メイン司会の明石家さんまさんだったらどうか?」と聞かれた。「さんまさんくらい知名度があれば自分の名前で数億円は稼げる」と答えたところ、その場はおおいに盛り上がり、スタッフからは「この発言が出たらスタジオも盛り上がるんじゃない?」の声が出たという。

その後同様に質問を重ねられるのだが、最後に来るのが「撮影タイム」。映像を通じ、その専門家がどのように見えるのか? テレビ映えはどうか? などをその場にいるスタッフ以外も会議の席でチェックすることが目的。

こうして綿密な審査を経て、ようやく同番組の「コメンテーター(ホンマでっ会)」が決定するのである。前出専門家男性は「出演に至るには、知識もさることながら、『ルックスに特徴があるか』『さんまさんからいじられやすいキャラかどうか』も重要だと思います」と感想を述べた。


関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン