ライフ

新宿にプール気分なスーパークールビズ過ぎる美男美女が出現

スーパークールビズなキャンペーンガール

 じっとしていると汗がだらだらと出てくる、東京のいつもの夏だ。しかし平日の昼間に地下鉄に乗り、ふと周りを見渡すと、ネクタイをつけている人がひとりも居ないという妙な状況に直面したりする。

 そう、今年は「節電の夏」「クールビズの夏」というわけで、「それならわが社はタンクトップ手当を出します!」と、「タンクトップ手当」なるものを考えた会社の記事も大きな話題を呼んでいる。

 どんどんクールビズを推進すると、そのうち脱ぐものが無くなっちゃうんじゃないだろうか――そんな余計な心配をしながら新宿駅東口の路上をそぞろ歩いていた記者の目に飛び込んできたものは、次々とやってくる水着にアロハやタンクトップ姿の「スーパークールビズ」な一団。

 男女合わせて15人ほどが、まあるいウチワを配りながら接近してきた。あっけに取られていると、

「東京サマーランドですー」
「おトクなクーポン情報をお配りしてま~す」

 おトクなクーポンもたぶん相当おトクなんだろうが、俺にとっては今のあなたたちの格好が一番「眼のおトク」なんだよなー。そんなことを考えながら、ウチワを受けとった。

「いやーでも、ウチワ配るのもこんなクールビズ状態だと、涼しくていいねえ」

 言わなくてもいいような独り言が口をついた。耳のいいキャンペーンガールのひとりは、すかさずこう言った。

「プールに行くと水着なので、もっと気持ちいいですよ。日本最大級の流れるプールや、遊園地があるので、遊びにきてください!! このウチワに書いてあるクーポンページにアクセスしたら、割引になりますよ」とにっこり。

 なるほど! 行きますよ、行く行く!!

「節電の夏」「クールビズの夏」とか言って暑さをがまんしないで、プールに来て冷たい水に入ったらどうよ――という単純明快なお誘い。

 高尾山の「合同ハイキング」が秘かなブームと聞いたが、この夏は水着を着ての「プール合コン」も流行るかもしれないなぁ。山は自分の足で登ったり下りたりしなきゃいけないけど、流れるプールなら楽チンだし、断然「プール合コン」の方がいい! と、目の前にいるキャンペーンガールたちとプール合コンすることを想像(妄想?)したグータラ記者であった。

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
有働由美子と膳場貴子
【25年の因縁】有働由美子と膳場貴子“6才差のライバル関係” NHK時代に激しいエース争いを繰り広げた2人の新たなチャレンジ
女性セブン
羽生結弦の勝利の女神が休業
羽生結弦、衣装を手掛けるデザイナーが突然の休業 悪質なファンの心ない言動や無許可の二次創作が原因か
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン