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野田佳彦首相の妻 脳梗塞で車いす生活の義父の介護を続行中

 国民の支持は前原誠司氏に集まり、第1回投票では海江田万里氏に次ぐ2位。それでいながら、決選投票で大逆転、民主党代表=日本の首相となった野田佳彦氏(54)。あまり知られていないその素顔だが、献身的な妻(48)と実父の介護を続けている。

 野田氏を支えたのが、1992年に結婚した妻・仁実さん(48)。“野田は奥さんで持っている”といわれるほどの献身的な妻だという。

 仁実さんの支えもあり、民主党の幹部へと駆け上がっていく野田首相。しかし一方で、つらい出来事が野田首相を襲う。母親は8年前に亡くなっているが、5年ほど前に、自衛隊出身で健康に自信があったはずの父親(80)が突然、脳梗塞で倒れたのだ。

 命こそ助かったものの、右半身不随となり、車いす生活を余儀なくされる。野田家の知人は語る。

「忙しい野田さんに代わって、お父さんの介護を奥さんが付きっきりでしていたんです。それはもう排せつの世話までですよ。お父さんの体を気遣って、カロリー計算した料理を作って食べさせてもいるんです。そんな大変な介護なのに、奥さんは愚痴のひとつもこぼさないからすごいですよね。

 野田さんも奥さんには本当に感謝していて、少しでも楽になればと、家をバリアフリー住宅に改築したり、時間があれば自分もお父さんの面倒を引き受け、彼女を気晴らしに出かけさせるなど、夫婦で協力してお父さんの介護をしているんです」

 昨年6月、野田首相が財務大臣に就任すると、生活の拠点を都内の議員宿舎に移さざるを得なくなった。

「しかたなく、野田さん夫妻はお父さんを24時間体制の老人ホームに預けたんです。それでも奥さんは心配で、週に何度も通っているようです。時にはお父さんの好物の鱒寿司を持って行ったりしてね」(前出・知人)

※女性セブン2011年9月15日号

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