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Hは不要と語る岡本夏生「イイ男もゲス野郎もやること同じ」

20代だったバブル期にハイレグ・ボディコンで一世を風靡し、その後10年に及ぶ仕事のない“潜伏期”を経て、40代で再ブレイクを果たした岡本夏生さん(46)。かたやブランド品買い漁りにホスト通い、美容整形と己の欲望を極め、最近は女性ホルモン補充療法を開始した中村うさぎさん(53)。R40女性の熱い支持を受けるふたりに、40代、50代の女性の性について語ってもらった。

* * *
うさぎ:セックスは?

岡本:しなくていいわけ。

うさぎ:これから先、セックスもする気ないの?

岡本:ない。なぜかわかります?

うさぎ:それはわからない。

岡本:もうセックスはいっぱいして、だいたいこんなもんだろってことと、どんなカッコイイ男も、どんなゲス野郎でも、やることはさほど変わらないとわかったから。

うさぎ:うん。確かに変わらない(笑い)。だけどセックスが気持ちいいとかはないわけ?

岡本:もちろん、セックスは気持ちいいからこれだけたくさんの人がしてるわけよ。でもご飯は食べないと生きていけないけど、セックスは別にやらなくても、極論、生きていけるじゃん。

うさぎ:あんたはたぶん、そんなにセックスが好きじゃないんだよ、きっと。

岡本:いや、大好きだよ。でも、もうくだらない男にはさんざん振り回されてきたから、もうこの45年で充分よ。これ以上やっても、ゲームでいったら“レベル4”みたいなすごい快感なんかないでしょ?

うさぎ:私はあるのかなっていう幻想を持ったことはあるよ。自分の修行が足りなくて上のレベルにいけないのかなって思って。だって、セックスして失神する女の人とかいるじゃん。もう何十年も生きてきて、1回も失神したことがないのはちょっと残念だから、1回くらいは失神したいの。でも、いろいろ頑張ってみたんだけど、私にはどうも才能がない(笑い)。

岡本:きっと私は、もともとDNA的に男っぽいのよ。容姿は女だけども、決断力もあるし、男前な性格なのよね。ニューハーフの逆バージョン。ビジネスの仕方や友達とのつきあい方だって全部男。だから、男目線で女を見てるわけ。

うさぎ:オヤジみたいだね(笑い)。私は45のときはまだ全然セックスしてたよ。49で閉経したときに、生理がこないから妊娠だと思ったくらいの勢いだったから。もしできてたんだったら、産むしかないなと思ったら、閉経だった(笑い)。

※女性セブン2011年9月29日・10月6日号

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