ライフ

「他人とかかわる力低いと会話能力も低くなる」との指摘出る

 もっとうまく話したいのに話が弾まないとか、すぐに話題が途切れてしまって気まずい雰囲気が漂ってしまうなど、会話のことで悩んでいる人は多い。そこで『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)でおなじみの脳科学者・澤口俊之氏が会話上手になれる方法を教えてくれた。

 * * *
 さまざまな役割を持つ「会話」ですが、会話上手になるために、私が科学者としてお勧めする方法は、「考える力をつけること」と「社会関係力(他人とうまくかかわる力)をつけること」です。言語は思考で最もよく使われると前述しましたが、それが音声化されたものが会話です。思考力が弱ければ会話は下手です。また社会関係力が低ければ、会話能力も低くなります。

 例えば、英会話がさほどうまくなくても、思考力と社会関係力が高ければ、単語を駆使することで、外国人を相手にうまく会話することができます。

 逆に、流暢な英語を話せても、内容が陳腐では意味のある会話になりません。「英語は流暢さではなく、話す中身が重要」という通説はかなり正しいと思います。

 その他に、ヒップホップのようなリズミカルな踊りは、会話する際に使う脳領域や脳の働きと似ているところがあるので、ダンスがうまくなると会話がうまくなるということはいえます。また、ピアノ演奏も語彙を増やしたり、言語能力を向上させたりします。これは、ピアノ演奏が思考力と深く関係する脳機能を向上させるからです。

 もうひとつ大切なことは、会話をしている際に、その会話に没頭しすぎないことです。話し下手の典型は、相手の状況に気づこうともせずに、自分勝手なことばかり話す人です。自分のいっていることや、相手の反応・表情・言葉を客観的に見ること。これができれば、逆に会話を通して、思考力と社会関係力を鍛えることもできるのです。

※女性セブン2011年11月17日号

関連記事

トピックス

肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
【追悼】久米宏さん 本誌だけに綴っていた「完全禁煙」と「筑紫哲也さんとの“再会”」
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《“日本中を騒がせた”ラブホ問題から復活》小川晶前橋市長、説明に「納得してない」人が52%だったにもかかわらず再選できたのはなぜか?臨床心理士「美化され…」
NEWSポストセブン
モデルやレースクイーンとして活動する瀬名ひなのさん(Xより)
《下半身をズームで“どアップ”》「バレないように隣のブースから…」レースクイーン・瀬名ひなのが明かした卑劣な”マナー違反撮影“、SNSの誹謗中傷に「『コンパニオンいらない』は暴論」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《鎖骨をあらわに予告》金髪美女インフルエンサーが“12時間で1000人以上と関係”の自己ベスト更新に挑戦か、「私が控えめにするべき時ではありません」と“お騒がせ活動”に意欲
NEWSポストセブン
美貌と強硬姿勢で知られるノーム氏は、トランプ大統領に登用された「MAGAビューティ」の一人として知られる(写真/Getty Images)
〈タイトスーツに身を包む美貌の長官〉米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 責任者のクリスティ・ノーム国土安全保障長官をめぐる“評価”「美しさと支配の象徴」
NEWSポストセブン
再選を確実とし、あいさつする小川晶氏(時事通信フォト)
《ラブホ通い詰め問題》「1日100人に謝罪&挨拶」「ポエティックなインスタ投稿」で小川晶氏が前橋市長に返り咲き、支援者は「皮肉だけど、山本一太さんに感謝状を渡したい(笑)」
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
《クスリ漬けか…との声も》ギャル系美女が映っていた“異様な監視カメラ映像”とは》「薬物を過剰摂取し、足も不自由で、死んでしまう…」中国インフルエンサー(20)の住居の管理人が証言
NEWSポストセブン
高木美帆(Getty Images)
【ミラノ・コルティナ冬季五輪】荻原次晴さんが解説 「五輪の魔物」に打ち勝てる連続メダル候補の選手たち 高木美帆、渡部暁斗、平野歩夢、小林陵侑、高梨沙羅ら
週刊ポスト
中国人インフルエンサーがカンボジアの路上で変わり果てた姿で発見された(TikTokより)
「クスリを支配の道具に」「行為中に使う客層も…」変わり果てた中国人美女インフルエンサーが保護されたシアヌークビル、専門家が語る現地アングラ界隈のリアル
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈自慢のロングヘアがボサボサに…〉中国美女インフルエンサー(20)、精神に異常をきたして路上生活…母親が電話で抱いた疑念「話し方を指示されているのでは」【高給求めてカンボジアに渡航も】
NEWSポストセブン
秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン