ライフ

欧陽菲菲の妹 欧陽ペペさんが経営する店の絶品麻婆豆腐の味

『美味』の「麻婆豆腐」

淡泊な風味であるがゆえに、いろいろな料理に応用されるのが豆腐。……というわけで、『アリガット』誌の元編集長・小川フミオ氏がセレクトした絶品豆腐料理として、『美味』(東京・代官山)の「麻婆豆腐」を紹介します!

* * *
豆腐に味はあるかないか。日本人なら味も香りも「ある」と答えるだろう。中国人も、麻婆豆腐の肝は豆腐の味がすること、という。2000年前に豆腐を作った国だけある。

ここで紹介する『美味』の麻婆豆腐も豆腐の味がちゃんとする。

かつては、炒り豆腐のような独特の麻婆豆腐を提供していて、白いご飯にのせて食べると実にうまかった。甘さが強めの味つけながら、胃もたれしない仕上がりは、他になかなか類がなかった。

中国料理の辛さは、山椒の辛さである麻(マー)と唐辛子の辣(ラー)といわれ、麻婆豆腐の独特の刺激はこの2つからなっている。ただし、『美味』の麻婆豆腐は、麻も辣も抑えぎみ。先に書いたように、豆腐を味わう料理の立派な一形態として評価できるのだ。

なので、辛さがそう得意でなくても、レンゲを運ぶペースは速くなり、すいすいと食が進む。女性オーナーの店だけに、料理の見た目の美しさも特徴。これも個性になっている。

■『美味』の「麻婆豆腐」1050円

【住所】東京都渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山2F
【営業時間】11時半~14時半(LO)、17~22時(LO)、土日祝は通し営業
【定休日】無
【カード】可

ランチは5種類の料理が週ごとに入れ替わる。「小海老ととうもろこしの塩味炒め(1050円)」、「ホタテとブロッコリーの炒め(1050円)」ほか計30種。ランチで麻婆豆腐を食べに行くときには、事前に確認を。一品料理では常に提供されている。台湾出身の人気歌手・欧陽菲菲の実妹の欧陽ペペ(ペは草かんむりに倍)さんがオーナーを務める。

撮影■岩本朗

※週刊ポスト2012年2月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
決定戦で横綱を下した安青錦(写真/JMPA)
【最速大関・安青錦の素顔】ウクライナを離れて3年、なぜ強くなれたのか? 来日に尽力した恩人は「日本人的でシャイなところがあって、真面目で相撲が大好き」、周囲へ感謝を忘れない心構え
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
主演映画『TOKYOタクシー』が公開中の木村拓哉
《映画『TOKYOタクシー』も話題》“キムタク”という矜持とともにさらなる高みを目指して歩み続ける木村拓哉が見せた“進化する大人”の姿
女性セブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト
CM露出ランキングで初の1位に輝いた今田美桜(時事通信フォト)
《企業の資料を読み込んで現場に…》今田美桜が綾瀬はるかを抑えて2025年「CM露出タレントランキング」1位に輝いた理由
NEWSポストセブン
亡くなったテスタドさん。現場には花が手向けられていた(本人SNSより)
《足立区11人死傷》「2~3年前にSUVでブロック塀に衝突」証言も…容疑者はなぜ免許を持っていた? 弁護士が解説する「『運転できる能力』と『刑事責任能力』は別物」
NEWSポストセブン
アスレジャー姿で飛行機に乗る際に咎められたそう(サラ・ブレイク・チークさんのXより)
《大きな胸でアスレジャーは禁止なの?》モデルも苦言…飛行機内での“不適切な服装”めぐり物議、米・運輸長官がドレスコードに注意喚起「パジャマの着用はやめないか」
NEWSポストセブン
(左から)小林夢果、川崎春花、阿部未悠(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫の余波》女子ゴルフ「シード権」の顔ぶれが激変も川崎春花がシード落ち…ベテランプロは「この1年は禊ということになるのでしょう」
NEWSポストセブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン