国内

小泉進次郎氏の議員宿舎を深夜訪れた女性「仕事の話してた」

“政界のプリンス”として、とりわけ女性からの厚い支持を集める小泉進次郎氏。地元関係者から、小泉氏の「親しい女性」の存在を聞いた。彼女は神奈川県のレジャー産業で働く28歳女性・S子さん。過去に、進次郎氏のブログに書かれた「お仕事頑張っているんだろうなぁ。いつもの笑顔で」などの文面から、自身のことをブログで取り上げられていると思い喜んでいたという。

 その後二人はメールのやり取りをするようになったが、2人の関係が「メル友」に留まらなかったことは、周辺取材により明らかになっていく。

 寒さがいよいよ厳しくなろうとしていた今年1月中旬。その日、S子さんは都内にいた。友人との会食に出かけていたのだ。会食は10時前には終わる。しかし、酔いも回って寒風が心地よく感じるようになったS子さんはまだ帰路につきたくなかった。赤坂に住む“あの人”からのメールを待っていた。願いが通じた。

〈今日、これから赤坂宿舎にこられない?〉

 赤坂議員宿舎に住む小泉議員からのメールである。S子さんはすぐさまメールを返す。

〈伺いたいですけど、宿舎どこにあるかわかりません〉

 するとまた返信がある。

〈タクシーできてください。着いたら連絡ください〉

 S子さんが小泉議員にいわれたままの住所をタクシー運転手につげ、議員宿舎の門をくぐったのは深夜11時頃だったという。そして早朝4時頃、彼女は人目を憚るようにタクシーに乗って議員宿舎を後にした――。以上は、関係者への取材を元に当日の夜を再現したものである。S子さんと親しい人間にその日のことを聞いた。

「彼女が小泉さんの部屋にあがったのは知っています。でも2人の間に何があったのかまではわかりません。ただ、S子さんはその夜のことを後悔し、周囲の友人にも相談したようですね。実は彼女には交際男性もいたんです。そのことが原因で、彼と大ゲンカになってしまったと聞いています」

 若いカップルの関係にさざ波を立ててしまった小泉議員の「誘い」。赤坂議員宿舎の「ワケアリの夜」についてS子さんに話を聞いた。

――小泉議員のブログに書かれているのはS子さんのことですよね。
「私かどうかわからないですが……はい」

――お付き合いをしているんですか?
「してないです」

――宿舎に行かれたことは間違いないですよね?
「……はい」

――それは1月中旬の夜11時から深夜くらいですか?
「そうだと思います」

――メールのやり取りをしていて、いらっしゃいと呼ばれたんですか?
「はい。タイミングがあったんで……。宿舎では、仕事の話とか、お話しさせていただきました」

――小泉さんから求められたりはしなかったですか?
「ないです。ノーコメントです」

 取材中、S子さんの対応は実に丁寧でやわらかく、こちらを気遣う配慮までしてくれた。小泉議員が称賛したのもうなずける女性だった。最後、S子さんは、自らに言い聞かせるようにこういった。

「いまは一切、小泉議員とは連絡をとっていません」

 一方の小泉議員の事務所にも取材を申し込んだが、本誌の締め切りまでに、回答はなかった。女性支持者が多い小泉議員にとっては「赤坂の夜」は隠したいことなのだろうか。 ちなみに議員宿舎に女性を招くこと自体は、「議員と同伴の場合は、議員の責任において入館して頂く」(衆議院事務局)ことになっており、内規に触れるわけではない。

 ただし、小泉議員は覚えているだろうか。一昨年の3月。中井洽議員(当時国家公安委員長)が議員宿舎に交際中の女性を招き入れたスキャンダルが報じられた際、当時一新人議員に過ぎなかった小泉議員は、こう批判した。

「もしも官舎に入れた部外者の方が外国の諜報機関と繋がっていたらどうするんですか」

 国会公安委員長という国会機密を扱う中井議員の立場を踏まえての指摘だったが、今や小泉議員は、永田町の将来を背負う存在だ。深夜、女性と2人きりの“政治談義”もほどほどに。

※週刊ポスト2012年3月30日号

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン