芸能

糖尿病でダウン渡辺徹 カルボナーラなどパスタ3皿一気食い

「私の努力で彼をやせさせてみせます!」

 1987年10月、ウエディングドレスに身を包んだ榊原郁恵(52才)は、体重100kg超の新郎・渡辺徹(50才)の前で晴れやかにこう宣言した。

 あれから25年。夫・渡辺の体は糖尿病に蝕まれ、ついにダウン。5月10日から東京・赤坂レッドシアターで開幕する舞台『シズウェは死んだ!?』を降板することが、4月14日発表された。原因は「持病の糖尿病と過労」だった。

「郁恵ちゃんのお父さんは、心筋梗塞で53才の若さで亡くなっているんです。だから、徹ちゃんの体のことは最初から心配していました。それまで郁恵ちゃんはほとんど料理なんてしたことなかったんですが、カロリー計算と栄養バランスのとれた手料理を作れるよう勉強を始めました」(芸能関係者)

 とはいえ、体のことを心配する郁恵は口うるさくいってくるため、彼女の前ではあまり量は食べられない。しかも郁恵は旬の野菜を食べさせようと、2008年から家庭菜園を始めると、神奈川・厚木に畑を借りるまで本格的に。自家製のトマトやピーマンなどを使って夫の食事療法に励むが、そんな妻の思いが渡辺には息苦しかったのかもしれない。

 そこで渡辺は、郁恵の目の届かない、地方のテレビ局での仕事を増やすべく、自ら猛アプローチをしかけていった。

「地方に行けば、好きなだけ食べられるということなんでしょう。旅番組なんかではまんじゅうだと1度に10個も食べたり、イタリアンでは、ナポリタン、カルボナーラ、ミートソースの3皿をいっぺんに食べたり、とにかく凄い。

 大好物はマヨネーズみたいで、出されたカツ丼の上に持参したマヨネーズをたっぷりかけて食べたときにはみんな唖然としました」(渡辺の知人)

 今年結婚生活25年で銀婚式を迎えるふたり。しかし、郁恵にとってその大半は、夫のダイエットと“死を呼ぶ食事”との闘いだった。

※女性セブン2012年4月19日号

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン