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「ビールぬるい」「炊きたてご飯なし」節電妻暴走に夫が悲鳴

 真夏の電力需要最盛期に、各電力会社は一般家庭に節電を要請している。最大の節電率を要請しているのは、この7月から大飯原発の再稼働が決まった関西電力で、一昨年比15%以上。

 次いで九州電力が10%以上、四国電力、北海道電力が7%以上、中部・北陸・中国の3社が5%だ。東電は数値目標を掲げていないが、8月以降に電気料金の値上げに踏み切る見通しで、東電管内の妻たちは家計節約のためにも節電に走っている。

 本来、節約も節電も悪いことではないが、妻たちの過剰なモードには、オトコたちのボヤキの声が引きも切らない。

「梅雨時や真夏は汗びっしょりで、仕事の途中でシャツを着替えることもしばしば。そんな日は家に帰ったらキンキンに冷えたビールをクイ~っとやりたい。なのに、妻が冷蔵庫の設定温度を上げたので、ビールがイマイチ生ぬるい」(外回りの営業マンB氏=41歳)

「女房が半年前から、電気料金の安い夜中にタイマー炊飯するようになって、それ以来炊きたてのご飯を食べたことがない。妻は『電磁調理器を使って長時間煮込むと電気代がかかりすぎる』と言って、時間のかかる料理を作らなくなったんですけど、節電をいいことに手抜きをしているとしか思えない」(メーカーエンジニアのC氏=51歳)

※週刊ポスト2012年7月6日号

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