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不倫調査主任 相手と眼を合わさなければ尾行は気付かれない

 昨今、離婚件数の増加とともに、不倫調査が増えているという。不倫調査はどのように行われているのか。リサーチ能力に対する評価の高い、都内にある中堅調査会社の調査主任が、電車での尾行の心得を披露してくれた。

「同じ車両に乗ること。そうしないと乗降が確認できないし、見失ってしまいます。満員電車の場合は、後ろにぴったりつくことだってあります」 (調査主任・以下「 」内同)

 なぜバレないのか。理由があった。

「尾行とは、お尻についていくこと。私たちの視線の範囲に、対象者を置いておけば、10数メートル離れていても大丈夫です。ただ、気をつけなければいけないのは、交差点や角に差し掛かる時。足を速めて対象者のゆくえを確認します。あと、対象者とは目線を合わせません。これは特に重要で、眼が合うと相手に自分を印象付けてしまう。だから、視線はいつも相手の腰辺りをみています」

 調査対象者と眼を合わさなければ、相手は尾行者を認識しない。たとえば、エレベーターに何度か乗り合わせても相手は気づかないのだという。

「4か月間にわたって尾行したケースもありますが、調査対象者は私の存在を知らなかったはずです。尾行者は、地味かつ周囲に溶け込み、違和感のない服装と態度を心がけます。車両班も地味な大衆車のセダンを使います。安全運転を心がけるのは基本中の基本。交通違反でキップを切られている間に、相手を見失ってしまいますからね」

※週刊ポスト2012年7月6日号

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