国内

10代からクレーマーの角田被告 老婆から何十万円取ることも

 兵庫県尼崎市で発生した遺体遺棄事件。主犯格とみられる角田美代子被告(64才)の周辺では多数の行方不明者も出ており、さらなる事件の拡大が予想される。

 複数の家庭に入り込み、支配し、犯罪に手を染めさせたといわれている角田被告。相手を恫喝し、従属させていく角田被告は、まさにクレーマーそのものだった。

 高校を中退すると、10代から市内の繁華街のスナックで働いていたという角田被告。そのころにはすでに、地元では知らない人はいないほどのクレーマーとなっていた。

「もう40年くらい前の話やけど、祖母の家に角田被告が車で来たことがあったんです。家のそばに路駐しとって、それがたまたま巡回していた警察官に駐禁を取られてしもうたんや。それに気づいた角田被告は車を止めとったところの近くの家に、“お前、サツにチクったやろ! どないしてくれるんや!”って烈火のごとく怒って怒鳴りこんだんですわ。

 その人は“知らん。濡れ衣や”と言ったみたいやけど、あとで“怖かった、もう生きた心地がせんかったわ”ってこぼしてはりましたよ」(角田家を知る人)

 ほかにも、宅配便を受け取った時に、「(中身が)溶けとったわ」といって弁償させたり、スーパーで買い物に行けば、購入した食品が「腐っとる!」と因縁をつけた。時には高額な金銭を要求することもあった。

「角田被告の祖母の自宅に植えてあった渋柿の木が伸び放題で、隣家の屋根にかかっとったんですよ。それでちょうど隣家へ来てた植木職人さんが切っちゃったことがあったんです。ほんなら、後日それを知った角田被告が隣家へ怒鳴り込んで、そこに住むお婆ちゃんに何十万円も請求しはったんです。お婆ちゃんは怖くってかかわりたくなかったみたいで、要求された金額を角田被告に支払っちゃったんです」(前出・角田家を知る人)

 角田被告はその後も、香川県にあるうどん店で「ハエが入ってた」とクレームをつけて10万円を脅し取ったことがあると報じられている。

 大江和子さんの遺体遺棄事件も、阪神電鉄の社員だった大江さんの次女の元夫・川村博之被告に「ベビーカーが扉にはさまれた」と角田被告がクレームをつけたのがきっかけだった。

※女性セブン2012年11月8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

発信機付きのぬいぐるみを送り被害者方を特定したとみられる大内拓実容疑者(写真右。本人SNS)
「『女はさ…(笑)』と冗談も」「初めての彼女と喜んでいたのに…」実家に“GPSぬいぐるみ”を送りアパート特定 “ストーカー魔”大内拓実容疑者とネイリスト女性の「蜜月時代」
NEWSポストセブン
女優・高橋メアリージュン(38)
《服の上からわかる“バキバキ”ボディ》高橋メアリージュン、磨き抜かれた肉体でハリウッド進出…ダークファイター映画『グラスドラゴン』でワイルドな“圧”で存在感示す
NEWSポストセブン
相撲観戦のため、国技館へ訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま
《愛子さま、6年ぶり4回目の相撲観戦》天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下、昭和天皇…天覧相撲のご様子をプレイバック
女性セブン
お騒がせインフルエンサーのリリー・フィリップス(Instagramより)
《目がギンギンだけどグッタリ》英・金髪インフルエンサー(24)が「これが“事後”よ」と“ビフォーアフター”動画を公開 地元メディアは「頼んでもない内部暴露」と批判
NEWSポストセブン
韓国の大手乳業会社「南陽乳業」創業者の孫娘であるファン・ハナ(Instagramより。現在は削除済み)
「知人にクスリを注射」「事件を起こしたら母親が裏で処理してくれる」カンボジアに逃亡した韓国“財閥一族の孫娘”が逮捕…ささやかれる“犯罪組織との関係”【高級マンションに潜伏】
NEWSポストセブン
1月21日に警視庁が公表した全国指名手配写真(警視庁HPより)
《トクリュウ“トップ”が指名手配》女性を性風俗店に紹介する違法スカウト集団率いる小畑寛昭容疑者、公開された写真の強烈なインパクト 「悪者の顔」に見えるのはなぜか?
NEWSポストセブン
社員らによる不正な金銭受領について記者会見するプルデンシャル生命の間原寛社長(時事通信フォト)
《顧客から31億円不正》「一攫千金狙って社員が集まっている。トップ層は年収3億円超も…」超実力主義のプルデンシャル生命元社員が明かす不正の萌芽
NEWSポストセブン
公用車が起こした死亡事故の後部座席に高市早苗氏の側近官僚が乗っていた可能性(時事通信/共同通信)
《高市早苗氏ショック》「大物官僚2名」がグシャグシャの公用車の中に…運転手が信号無視で死亡事故起こす、内閣府は「担当者が出払っている」
NEWSポストセブン
デビット・ベッカムと妻のヴィクトリア(時事通信フォト)
〈泥沼ベッカム家の絶縁騒動〉「私は嫌というほど知っている」デビット・ベッカムの“疑惑の不倫相手”が参戦、妻ヴィクトリアは“騒動スルー”でスパイス・ガールズを祝福
NEWSポストセブン
元旦にIZAMとの離婚を発表した吉岡美穂(時事通信フォト)
《やっぱり女性としてみてもらいたい…》吉岡美穂とIZAM、SNSから消えていた指輪と夫の写真「髪をバッサリ切ってボブヘアに」見受けられていた離婚の兆候
NEWSポストセブン
稀代のコメディアン・志村けん
《志村けんさんの3億円豪邸跡地》閑静な住宅街に「カン、カン」と音が…急ピッチで工事進める建設会社は“約9000万円で売り出し中”
NEWSポストセブン
バスに戻る悠仁さま(2026年1月) 
《公務直後にゲレンデ直行》悠仁さま、サークルのスキー合宿で上級者コースを颯爽と滑走 移動のバスには警察車両がぴったりマーク、ルート上の各県警がリレー形式でしっかり警護 
女性セブン