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壇蜜が『ゴルゴ13』で性に目覚めた説を否定 本当は別の漫画

壇蜜が自身の性の目覚めについて語る

 現在、テレビや雑誌などで大ブレイク中のセクシータレント・壇蜜(32)。性への目覚めは漫画『ゴルゴ13』がきっかけだったと一部では報道されていたが、壇蜜によると、それは事実とは異なっているという。壇蜜初の新刊エッセイ『蜜の味』(小学館)で、自身が影響を受けたコミックについてこう明かしている。

 * * *
 じつは、『ゴルゴ13』よりも、もっと影響を受けた漫画があるんです。それは、赤星たみこ先生の『恋はいつもアマンドピンク』です。小3のころでしょうか。

 秋田県にある実家に母親と帰省をするたびに、若い伯父さんが持っていた漫画を読んでいたのですが、『課長 島耕作』『ハロー張りネズミ』といった作品と並んで、『恋はいつもアマンドピンク』が置いてありました。

 主人公は、松本よき子さんというバリバリのキャリアウーマン。ただ、恋愛に関しては超オクテで、20代後半の設定だと思いましたが、ずっと処女なんです。そんな状況で、よき子さんの父親が再婚をするのですが、その相手が、よき子さんよりも年下の20代前半の女の子だったのです。

 最初は、なかなか年下の再婚相手を受け入れられなかったよき子さんなのですが、自分がお見合いをしたりして、男性との付き合い方を再婚相手に相談する辺りから、2人の関係は変化します。そして、再婚相手に紹介された男性と付き合うことになる段階では、2人は良い友達となり、また、よき子さんは女性としてどんどんキレイになっていきます。

 結局、よき子さんは父親の再婚相手に紹介された男性と結婚します。彼はエリートサラリーマンなのですが、よき子さん同様、異性に対してはオクテで童貞。処女と童貞が結婚生活に突入するのです。父親夫婦との2世帯住宅に住むことになり、なんとかスムーズに夫婦生活を送ろうと、自室やお風呂でセックスしようとしたり……。

『恋はいつもアマンドピンク』では、そんな様子がコミカルに描かれています。特に、20代後半で性に目覚め、女性として美しくなっていくよき子さんを見ていると、セックスの楽しさが伝わってきました。

 セックスができる大人っていいなあという想いと共に、女性の遅咲きの魅力みたいなものが、私の中に植えつけられた作品なのです。おかげで私も20代半ばから、せっせと励みました(笑)。

※壇蜜・著『蜜の味』より

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