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森永卓郎氏「株価が適正水準に戻れば日経平均2万5000円も」

 日本株の独走が止まらない。昨年の11月以来、何と12週間続いた上昇は、世界の市場でもぶっちぎりの勢いだ。もちろん、ここからさらに上がるのか、半信半疑の人もいるだろう。ここ数年の日本株の値動きを見続けてきた投資家なら当然だ。

 だが、日本経済がついに「デフレ脱却」へと舵を切ったいま、弱気になる必要はない。事実、投資の専門家たちの多くは、「本番はこれからだ」と見ている。まずは、経済アナリストの森永卓郎氏。

「上がり始めたといっても、今の日本株はバブルと呼べる段階には遠く及ばない。これまで売り込まれてきた株価が適正水準に戻るだけで、日経平均株価は2万5000円も目指せる」

 カブ知恵代表・藤井英敏氏も強気だ。

「米欧が金融緩和を続けるなか、ようやく日本にも『アベノミクス』というバブル発生装置が整った。少なくともあと2~3年は、1980年代後半のバブル相場に匹敵する大相場が期待できる」

 とはいえ、すべての株が一律に上がるわけではない。すでに高値圏にあり投資妙味の少ない株がある一方で、今後1年のうちに株価が何倍にも跳ね上がる株もあるだろう。それをどう見極めるかが、資産運用で勝ち組と負け組を分ける大きなポイントとなる。

※マネーポスト2013年春号

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