芸能

田中好子さん、夫が女性と新生活開始 親族とは「分骨確執」

 東京都郊外の緑豊かな公園墓地。元キャンディーズ・田中好子さん(享年55)は、その一角で静かに眠っている。そこは、夫・小達一雄氏(58才)の妹である夏目雅子さん(享年27)の遺骨も納められている小達家の墓だ。もうすぐ田中さんの三回忌を迎える──。

 小達氏は2012年4月から、『田中好子“いつもいっしょだよ”基金』を設立し、東日本大震災の被災者遺族のサポート活動を行っている。設立の趣旨を、当時のインタビューでこう語っている。

<好子から託された意志、社会への恩返しを実現していかなければなりません(中略)好子の喜んでくれる顔を心の支えにして、前に進まねばなりません>

 亡き妻への断ち切れぬ思いを強調した小達氏。しかし、その設立と同じ時期に、彼は田中さんとふたりきりで暮らしていたマンションを解約し、都内に億ションを購入、“新生活”をスタートさせていた。

「小達さんは、ハワイ旅行を報じられた女性と女の子の3人で、そのマンションで一緒に暮らし始めたんです。籍こそ入れていませんけど、完全に“家族”となったんです」(小達氏の知人)

 田中さんが亡くなる前年の夏に、小達氏が40代の女性と小学校高学年と思われる女の子と3人で仲よくハワイ旅行へ向かう様子が写真付きで報じられた。しかも、その女の子は小達氏を「パパ」と呼んでいて、3人はまるで“家族”そのものだったという。実際、近所では3人が仲よく散歩する姿が頻繁に見かけられている。

 女性セブンがそのマンションを訪ねると、インターホンに出たのは女性だった。小達氏との結婚や恋愛関係については否定し、「(小達氏は)留守です」と言うのみだった。

 また、田中さんの実家を訪ねると、実姉が言葉少なに答えてくれた。

──田中さんの死後、小達氏との交流はありますか?

「そのへんは…ちょっとお話はできません…もうこれだけで勘弁してください」

 言葉にはしなかったが、小達氏への複雑な思いがあることが伝わってくる。そして、親族のひとりがこんな話を打ち明けてくれた。

「(田中さんの遺骨は)分骨して、実家に置いています…」

 田中さんの遺骨を分骨したのには、こんな理由があるという。

「小達さんと田中家の確執は相当大きなものになっています。でも、小達家のお墓だと墓参りに行ったら、小達さんに会ってしまう可能性もあります。ですからお姉さんたちは、分骨することで、自分たちは自分たちで田中さんを弔いたいと思っているみたいなんです」(前出・田中家の知人)

※女性セブン2013年5月2日号

関連記事

トピックス

東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
渡邊渚さんが綴る「PTSDになった後に気づいたワーク・ライフ・バランスの大切さ」「トップの人間が価値観を他者に押しつけないで…」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
ルーヴル美術館での世紀の強奪事件は瞬く間に世界を駆け巡った(Facebook、HPより)
《顔を隠した窃盗団4人組》ルーブル美術館から総額155億円を盗んだ“緊迫の4分間”と路上に転がっていた“1354個のダイヤ輝く王冠”、地元紙は「アルセーヌ・ルパンに触発されたのだろう」
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン