ジューンブライド……結婚式のシーズンです。人生の晴れ舞台ですが、新郎新婦にとっては緊張やプレッシャーもハンパありません。「想定外!」「困った!」「どうしよう!?」と感じた人は9割もいるという調査結果もありますが、その思わぬ赤面ハプニングとは?
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さくら(金融・28歳):オプションでよくある、酒樽の鏡開きは要注意。新郎がどんなに力を入れても樽が割れなくてさ。半ば意地になって力を入れたら、バッシャーン。白無垢の新婦はコントのオチ並みに水浸しになっちゃった。
まい(IT・28歳):いやいや、式中、ボヤ騒ぎを起こして、スプリンクラーが作動する騒ぎよかマシ。
さくら:そんな式あったの?
まい:あったんだ、それがw ウチの同僚が同期の式で、キャンドルサービス中、冷やかすつもりで、少し前に流行った蜘蛛の巣みたいなスプレーを、新郎に向けて噴射したら、ローソクの火が引火。新郎の体に消火器ぶちまけるハメになるわ、式場のスプリンクラーで全員ずぶ濡れになるわで、披露宴は強制終了よ。
りえ(流通・27歳):ホント、何が起こるか分からない。友達の式で受付やった時だって、中身を入れ忘れたのか、ご祝儀袋がカラって人がいたのにも驚いたけど、「後日振り込みますんで口座番号教えてください」っていってきた人には腰を抜かしたよw
みき(医療・32歳):そういう変な出席者って必ずいるよね。私が受付やった時も、帰り際「車が盗まれた」って大騒ぎして、警察呼んだ爺ちゃんがいたの。警官が「車はどこに置いたんですか?」と聞いてるのに、「そんなの覚えてない」なんて話にならない。で、もう一度警官が「本当に車で来られたんですか? 飲酒運転になりますよ」って突っ込んだら、爺ちゃん「あーそうだ。今日は酒飲むからってタクシーで来たんだった」だってさ。
ちか(メーカー・29歳):ヤだ~。そーいうトラブルメーカーがいるから、私、結婚式なんてしたくないんだ。
まい:私も~。
さくら:本気? あんたら、「すっぱいぶどう」のキツネじゃないの~?
ちか:本当は食べたいのに、「どーせ、あのブドウはすっぱいに違いない」って強がってるって?
まい:確かに!
※週刊ポスト2013年6月14日号