ライフ

結婚式に珍出席者出現「祝儀を振り込むので口座番号教えて」

 ジューンブライド……結婚式のシーズンです。人生の晴れ舞台ですが、新郎新婦にとっては緊張やプレッシャーもハンパありません。「想定外!」「困った!」「どうしよう!?」と感じた人は9割もいるという調査結果もありますが、その思わぬ赤面ハプニングとは?

 * * *
さくら(金融・28歳):オプションでよくある、酒樽の鏡開きは要注意。新郎がどんなに力を入れても樽が割れなくてさ。半ば意地になって力を入れたら、バッシャーン。白無垢の新婦はコントのオチ並みに水浸しになっちゃった。

まい(IT・28歳):いやいや、式中、ボヤ騒ぎを起こして、スプリンクラーが作動する騒ぎよかマシ。

さくら:そんな式あったの?

まい:あったんだ、それがw ウチの同僚が同期の式で、キャンドルサービス中、冷やかすつもりで、少し前に流行った蜘蛛の巣みたいなスプレーを、新郎に向けて噴射したら、ローソクの火が引火。新郎の体に消火器ぶちまけるハメになるわ、式場のスプリンクラーで全員ずぶ濡れになるわで、披露宴は強制終了よ。

りえ(流通・27歳):ホント、何が起こるか分からない。友達の式で受付やった時だって、中身を入れ忘れたのか、ご祝儀袋がカラって人がいたのにも驚いたけど、「後日振り込みますんで口座番号教えてください」っていってきた人には腰を抜かしたよw

みき(医療・32歳):そういう変な出席者って必ずいるよね。私が受付やった時も、帰り際「車が盗まれた」って大騒ぎして、警察呼んだ爺ちゃんがいたの。警官が「車はどこに置いたんですか?」と聞いてるのに、「そんなの覚えてない」なんて話にならない。で、もう一度警官が「本当に車で来られたんですか? 飲酒運転になりますよ」って突っ込んだら、爺ちゃん「あーそうだ。今日は酒飲むからってタクシーで来たんだった」だってさ。

ちか(メーカー・29歳):ヤだ~。そーいうトラブルメーカーがいるから、私、結婚式なんてしたくないんだ。

まい:私も~。

さくら:本気? あんたら、「すっぱいぶどう」のキツネじゃないの~?

ちか:本当は食べたいのに、「どーせ、あのブドウはすっぱいに違いない」って強がってるって?

まい:確かに!

※週刊ポスト2013年6月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

タイ警察の取り調べを受ける日本人詐欺グループの男ら。2019年4月。この頃は日本への特殊詐欺海外拠点に関する報道は多かった(時事通信フォト)
海外の詐欺拠点で性的労働を強いられる日本人女性が多数存在か 詐欺グループの幹部逮捕で裏切りや報復などのトラブル続発し情報流出も
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《虫のようなものがチャーシューの上を…動画投稿で物議》人気ラーメンチェーン店「来来亭」で異物混入疑惑が浮上【事実確認への同社回答】
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》王貞治氏・金田正一氏との「ONK座談会」を再録 金田氏と対戦したプロデビュー戦を振り返る「本当は5打席5三振なんです」
週刊ポスト
打撃が絶好調すぎる大谷翔平(時事通信フォト)
大谷翔平“打撃が絶好調すぎ”で浮上する「二刀流どうするか問題」 投手復活による打撃への影響に懸念“二刀流&ホームラン王”達成には7月半ばまでの活躍が重要
週刊ポスト
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
中国・エリート医師の乱倫行為は世界中のメディアが驚愕した(HPより、右の写真は現在削除済み)
《“度を超えた不倫”で中国共産党除名》同棲、妊娠、中絶…超エリート医師の妻が暴露した乱倫行為「感情がコントロールできず、麻酔をかけた患者を40分放置」
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト