芸能

『有吉くんの正直さんぽ』で有吉は「我々の想定と違う店に入る」

 今、お散歩番組が静かなブームとなっているが、中でも芸人たちの“珍道中”が見どころのお笑い要素の強い番組も人気が高い。

 代表例が『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)。人気を受けて、2010年に深夜枠からゴールデン枠に“昇格”している。

「普段テレビが扱いそうもない“モヤモヤした場所”をブラブラしたい。それも、“歩く”というスタイルのお笑い番組にしたい。そう考えてこの番組を作りました。さまぁ~ずが、初めて目にする変な店とか、モヤモヤしたものに、どう触れていくか。計算や台本なしでバカ正直にやっているものを、ドキュメンタリーとして撮って、バラエティーとしてまとめています」(総合プロデューサー・伊藤隆行さん)

“正直さ”でいえば、『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)もそう。食事に入る店も、有吉弘行(39才)の気分次第。

「散歩の範囲内でスタッフが『テレビが来ても大丈夫ですか?』と事前に聞いてはいるんですが、だいたい、ぼくらが想定していたお店と違うところに行っちゃうんです」(プロデューサー・永盛健之さん)

 6月15日放送の秋葉原・神田の回では、のっけから「(秋葉原は)そんなに好きじゃないんです」と正直すぎるコメントをし、爆笑を誘った。

『正直さんぽ』と交互に放送されている『タカトシ・温水の小さな旅』には、散歩を追体験している気分になる仕掛けがあった。  「各世代を象徴する曲をBGMにかけて、視聴者も口ずさみながら散歩をしているような空気感を出すようにしています」(プロデューサー・立石憲一郎さん)

 6月8日放送の散歩の舞台は千葉県・野田市。松田聖子の『夏の扉』(1981年)や久保田早紀の『異邦人』(1979年)がBGMで使われていた。

※女性セブン2013年7月11日号

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