すっかりおなじみとなった「クールビズ」。ノータイやポロシャツ姿がオフィスでも定着した感がありますが、いまだにトンデモ・ファッションで会社に来る輩もちらほらいるようです。“着てる方より見てる方が寒くなる”残念なクールビズ失敗例を報告してもらいました。
えみ(広告・29歳):女は、ノースリーブで営業したって、ありっちゃありだから、楽だよねー。
ゆう(旅行・28歳):だから、夏場は野郎どもが必ず、「女はずり~よ~」ってブーたれる。
あや(メーカー・26歳):みんなアレ買えばいいのに。ウチの次長が着てる両脇に冷却パッドを仕込んだ「アイススーツ」。ま、見た目はオッサン臭いけどさ~。
まり(金融・27歳):ウチの役員の「省エネ・ルック」よりはマシだよ! あの羽田元総理で有名になった開襟の半袖スーツを、いまだに着てくるんだから。客が引きまくってるのもお構いなしに。
ゆう:客引きまくりといえば、去年まで、ウチの会社が夏の旅行シーズンになると店頭でやってた「社員全員アロハシャツ」も微妙だったな。特に年配の嘱託オジサンなんかが着ると、「憧れのハワイ航路」みたいで、ヤバくてさ~。
あや:オジサンは気の毒なほどカジュアルが似合わないからね。ウチの課長なんて、テロッとした麻のジャケットにズボン姿で出社した時は、同じマンションの主婦連中に、「〇〇さんのご主人、失業してハローワークに通っているらしい」と噂され、今度は小奇麗なポロシャツ姿で家から出たら「平日からゴルフですか? 優雅ですね~」なんて挨拶されて、何着たらいいのか、もう、頭抱えちゃってるよ。
ゆう:カワイソー。
※週刊ポスト2013年8月16・23日号