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女性向け風俗店 客の中心は30代後半~40代半ば、60代後半も

 女性をターゲットにした「風俗市場」が活況を呈している。女性向けAVや風俗産業まで登場するなど、男性顔負けのこれらの市場を利用する女性たちは何を求め、何を考えているのか。様変わりした日本女性の性意識を追った。

 アダルトグッズやAVでは飽き足らず、性風俗で欲望を満たそうとする女性もいる。都内で無店舗型の女性向け性感サロン『フェアリージェイル東京』を経営する藤井冬馬さんに話を聞いた。

「サービスの基本はオイルやパウダーを使った性感マッサージで、3時間のコースが基本となります。お客様は30代後半から40代半ばまでの方が中心。最高齢は60代後半です。ほとんどが主婦やシングルマザーの方で、利用の動機は『女性として扱われたい』という声がもっとも多い。

 本当にいろいろなタイプのお客様がいて、男性経験はご主人だけという主婦もいます。その方は『主人のセックスが乱暴で一度もオーガズムを感じたことがない』と言う。ところが私が施術するとあっという間にオーガズムに達しました。

 セックスレスで女性としての自信を失っている、或いは女性として扱われないことに不安を感じるという方のご利用が多いようです」

 料金は3時間で1万5000円。リピーター客も多い。

「私は去年1年間で400件以上施術しています。お客様のリピート率は50%で、月に1度利用される常連さんは10人ほど。ほとんどが主婦の方です」

※SAPIO2013年9月号

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