スポーツ

右打者は左にすべき?に広澤克実「セの打率上位5傑は右打者」

 野球では左打者が有利なことが多いと言われることから、右利きであってもバッターボックスに立つときだけは左利きにする選手もいる。果たして、右利きの選手は右打席で打った方がよいのか、左打席で打った方がよいのか。プロ通算306本塁打、巨人と阪神の両球団で4番を務めた唯一の選手、広澤克実氏に聞いてみた。

 * * *
 ヒットを打つだけなら、一塁ベースに近い左打者の方が有利だと思います。イチローに代表されるように、左打者の多くは右投げ左打ち。右利きなのに左打者に矯正したもので、その多くは打率を上げるのが目的です。内野安打も多く、イチローが右打者なら安打数は激減していたでしょう。

 ただし打者の大切な仕事は、打率を稼ぐだけでなく、チャンスに遠くに飛ばしてランナーを還すこと。内野ゴロではランナーがいない時には安打になっても、ランナーがいるとチャンスを潰してしまいかねない。

 そのためには、キャッチャー側の腕の力がポイントとなる。車でいえば、ピッチャー側の腕はハンドル、キャッチャー側の腕はエンジン。間違いなく利き腕で押し出す方が打球は飛びます。だから右利きは右打席に立った方がいいのです。

「率を残す」という意味でも問題はない。当然ですがホームランを打っても打率は上がります。現にセ・リーグの打率上位5傑はすべて右の長距離打者です(9月4日時点)。

 歴代三冠王もほとんどが利き腕側の打席に立っています。左打者では王貞治さん、バース、松中信彦ですが、王さんと松中は左投げ左打ち。右利きを左打者に矯正したものではありません。やはり利き腕で押し出す打法が自然なんですよ。

※週刊ポスト2013年9月20・27日号

関連記事

トピックス

愛娘の死後、4年間沈黙を続けている俳優の神田正輝
《沙也加さんの元カレに神田正輝は…》「メディアには出続けたい」 “本音” 明かしたホスト転身・前山剛久の現在と、ヒゲを蓄えた父親が4年間貫く愛娘への静かなる想い 
NEWSポストセブン
事故現場は内閣府から約200mほどの場所だった(時事通信、右のドラレコ映像はhirofumiさん提供)
《公用車が追突するドラレコ映像》“幹部官僚2人”が乗った車両が火花を散らし…現場は内閣府からわずか200m、運転手は直前の勤務状況に「問題なし」報道【9人死傷事故】
NEWSポストセブン
英国の女優・エリザベス・ハーレイ(写真/Getty Images)
<本当に60歳なのか>英国“最強の還暦美女”が年齢を重ねるほど“露出アップ”していく背景に「現役セクシーアイコンの矜持」か…「王子に筆下ろし」の噂も一蹴 
NEWSポストセブン
発信機付きのぬいぐるみを送り被害者方を特定したとみられる大内拓実容疑者(写真右。本人SNS)
「『女はさ…(笑)』と冗談も」「初めての彼女と喜んでいたのに…」実家に“GPSぬいぐるみ”を送りアパート特定 “ストーカー魔”大内拓実容疑者とネイリスト女性の「蜜月時代」
NEWSポストセブン
女優・高橋メアリージュン(38)
《服の上からわかる“バキバキ”ボディ》高橋メアリージュン、磨き抜かれた肉体でハリウッド進出…ダークファイター映画『グラスドラゴン』でワイルドな“圧”で存在感示す
NEWSポストセブン
株式会社神戸物産が運営する焼肉食べ放題店「プレミアムカルビ」を実食!
《業務スーパー運営の神戸物産が絶好調》専属パティシエもいる焼肉店「プレミアムカルビ」肉は値段なりも実食してわかった“異色”の勝ち筋
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのリリー・フィリップス(Instagramより)
《目がギンギンだけどグッタリ》英・金髪インフルエンサー(24)が「これが“事後”よ」と“ビフォーアフター”動画を公開 地元メディアは「頼んでもない内部暴露」と批判
NEWSポストセブン
韓国の大手乳業会社「南陽乳業」創業者の孫娘であるファン・ハナ(Instagramより。現在は削除済み)
「知人にクスリを注射」「事件を起こしたら母親が裏で処理してくれる」カンボジアに逃亡した韓国“財閥一族の孫娘”が逮捕…ささやかれる“犯罪組織との関係”【高級マンションに潜伏】
NEWSポストセブン
公用車が起こした死亡事故の後部座席に高市早苗氏の側近官僚が乗っていた可能性(時事通信/共同通信)
《高市早苗氏ショック》「大物官僚2名」がグシャグシャの公用車の中に…運転手が信号無視で死亡事故起こす、内閣府は「担当者が出払っている」
NEWSポストセブン
元旦にIZAMとの離婚を発表した吉岡美穂(時事通信フォト)
《やっぱり女性としてみてもらいたい…》吉岡美穂とIZAM、SNSから消えていた指輪と夫の写真「髪をバッサリ切ってボブヘアに」見受けられていた離婚の兆候
NEWSポストセブン
稀代のコメディアン・志村けん
《志村けんさんの3億円豪邸跡地》閑静な住宅街に「カン、カン」と音が…急ピッチで工事進める建設会社は“約9000万円で売り出し中”
NEWSポストセブン
バスに戻る悠仁さま(2026年1月) 
《公務直後にゲレンデ直行》悠仁さま、サークルのスキー合宿で上級者コースを颯爽と滑走 移動のバスには警察車両がぴったりマーク、ルート上の各県警がリレー形式でしっかり警護 
女性セブン