芸能

FXで年収数千万円だった桜塚やっくん バンドのために車移動

 現場は「魔のカーブ」と呼ばれ、年間4~5件の事故が発生していた。セーラー服姿で竹刀を持った「スケバン恐子」のキャラクターで一世を風靡した桜塚やっくんが10月5日、自身がボーカルを務めるバンド『美女♂menZ』の地方営業へ向かう途中、運転していたワンボックスカーで単独事故を起こし、車外に出たところを後続車にはねられ死亡した。また、一緒に車外に出たマネジャーの砂守孝多郎さんも亡くなった。

 2010年に大手芸能事務所から独立後、同バンド(今年2月にバンド名を改名)を結成したやっくん。

「月平均で3~4本の地方営業を行っていました。関東近郊が中心でしたが月に1~2回は遠方へも行っていて、8月には秋田にも。移動は車でメンバーと交代で運転し、車内で寝ることもしばしば。11月には名古屋、大阪、東京でのイベントを控えていました」(関係者)

 やっくん本人は「FXなどで年収数千万円はあり、新幹線移動やホテル宿泊も充分可能だった」(前出関係者)というが、4人のバンドメンバーと一緒となると“弾丸”地方営業を余儀なくされていたようだ。遺体は7日、神奈川の実家に運ばれ無言の帰宅。葬儀は家族葬でお別れの会は未定だ。

※女性セブン2013年10月24・31日号

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