芸能

ドン底時代の有吉 貯金あるのに残金0の別の通帳見せ「金ない」

 現在、超売れっ子芸人の有吉弘行(39)が所属している竜兵会。竜兵会とはダチョウ倶楽部の上島竜兵(52才)と肥後克広(50才)を中心とした芸人集団のこと。有吉は、「この会があったから、芸人をやめずにいられた」と、上島と肥後への謝意を公言している。そんな恩人2人が明かした有吉の“地獄時代”とは?

肥後:あいつ、詐欺師だと思うな。当時、貯金通帳を2つ持ってたよね、あいつは(笑い)。

上島:おれたちには、もう、残金ゼロの通帳を見せて、“お金がないんですよ~”って。本当はもう1つの通帳に貯金がきちんとあったんだもん。ほんとに、詐欺師(笑い)。

肥後:あのころの有吉といえば、お金がなかったのもきつそうだったけど、何よりお笑いに飢えていた。

上島:『有吉大喜利センター』という大喜利大会を主催してた。有吉が大喜利のお題をメールで芸人仲間に一斉送信する。そして、芸人から来た答えを有吉が順位づけしていく。

肥後:その批評が的確なんだよ。“今回のお題に対して、このボケは非常にいいと思いますが、ここの部分を直すともっといいですから、78点”とか、すごいためになる。

上島:それを見て、おれらも喜んでた。本当に有吉は、そんなことばっかしてたね。

肥後:まあ、時間を持て余してたんでしょう。

上島:そう、そう。仕事がなくてイライラしてた。月に100本仕事したいって言ってたのを覚えてる。だから、今はそれが叶って、おれらは嬉しい。

肥後:2014年はもっと芸能界の上に行くんじゃない。オピニオンリーダーになって、あいつの価値観が世間を動かすんじゃないかな。もう有吉を敵に回したら怖いね。紅白の司会とかやるんじゃないの!?

上島:有吉と仲良くしておいて本当によかったよ(笑い)。土田も劇団もそうだけど、後輩には低姿勢で接したほうがいいね。いつ抜かれるか売れるか、わからないから、これからは、ペコペコしていこう。

肥後:そうだね。あと、おれは有吉に2014年の芸能界をどうやって生き抜いていけばいいかを聞きたい。

上島:それ、おれも(笑い)。

※女性セブン2014年1月9・16日号

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