芸能

パンサー、ネプチューン、森三中 トリオ芸人の強みと特徴は

 パンサー、ジャングルポケット、森三中、ネプチューン…。テレビなどで活躍を続ける彼らの特徴は、トリオであるということ。コンビで活動するお笑い芸人に比べて、数は少ないが、古くから独自のポジションを築いてきたと言っていい。トリオで活動する彼らの強みはどのようなところにあるのだろうか? そして売れるトリオの特徴とは? お笑い評論家のラリー遠田さんに聞いた。

 * * *
 3人でやることで、よりお芝居に近いというか、演劇的なことができるようになる強みがあります。そもそもお笑いは、ボケとツッコミの関係性で成り立っていますよね。全員が変な人だと成り立たないので、1人変な人がいて、それに対する“普通の人”がいる、それがボケとツッコミですが、3人いることで、もうひとつの役割ができるんです。

 例えば、ダチョウ倶楽部ならネタの中で、肥後(克広)さんが司会者の役割をして、寺門(ジモン)さんがお客さんをあおって、上島(竜兵)さんがおでんを食べるみたいなことができるわけです。寺門さんが上島さんの腕を押さえつけて、肥後さんが上島さんの口に無理矢理おでんを入れるみたいなこともできるじゃないですか。ボケとツッコミをはるかに超えて、さまざまな展開が考えられるんです。

 多くのトリオは、結成のきっかけは、最初から3人で活動するというよりも、コンビに1人が加わる、ということが多い。

 たとえば、ネプチューンは元々原田(泰造)さんとホリケン(堀内健)さんがコンビで活動していて、後から名倉(潤)さんが加わった。名倉さんは組んでいた別のコンビが解散したので、2人といっしょにやることになったんです。

 当時原田さんとホリケンさんがやっていたネタは、面白いけれどメリハリがなく伝わりづらいという感じのもの。今のホリケンさんの芸風から想像できると思うんですけど、2人だけの世界観といいますか。そこに関西弁ではっきりツッコミを入れられる名倉さんが加わったことで、ネタにまとまりができたんです。1人プラスされることでコンビの足りないところを補うことができる。トリオとして成功するひとつのパターンです。

 東京03も同じです。もともとは飯塚(悟志)さんと豊本(明長)さんがコンビで、別のコンビが解散した角田(晃広)さんが加わった。飯塚さんがコンビのネタを考えていたのですが、コンビに行き詰まりを感じていたところに角田さんが入ったんです。角田さんもネタを作るタイプだから、ネタを作る人が2人に。つまり、頭脳が2つになった。その結果、今までにない新しいネタができるようになっていったんです。

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン