芸能界では、ほかにはいない唯一無二のキャラが生命線。キャラがかぶってしまう“ライバル”との共演を避けるケースも多い。
「某人気子役は、ほかの人気子役とはめったに共演しないというのは有名な話。よくいえば”事務所の戦略”ですが、ほかの子役とは“格が違う”という意識もあるようですね。また、アイドルグループが、同じ方向性、キャラクターの別の事務所のアイドルグループと共演を避けるというのもよくありますね」(ある放送作家)
“共演者キラー”と評判の俳優が、共演する側の事務所からNGが出るケースもよくある。熱愛の噂が出てしまうとタレントイメージにも関わってしまうため、そうなる前に回避しようとわけだ。
「実際、共演者にすぐに手を出すという噂が広まって、女優をたくさん抱える事務所からNGになっている人気若手俳優もいます。逆に、男性の若手を数多く抱える事務所から、“この女優はダメ、この事務所はダメ”とNGが出ることもあるんです」(別のテレビ局関係者)
ドラマやバラエティーで映し出される華やかなテレビの裏側には、こうしたドロドロした人間関係が隠されているのだ。