ライフ

鳩サブレーの豊島屋 地元海水浴場の命名権行使せず大絶賛

「はあちゅう」の愛称で知られるブロガーで作家の伊藤春香さんが、ネット上で起きているトピックを紹介。今回は、「命名権」の話題です。

 * * *
 鳩サブレーで有名な老舗菓子会社「豊島屋」が地元の海水浴場の命名権を購入して、その権利を行使しなかったことがネット上で話題になりました。

「命名権」とは聞きなれない言葉かも知れませんが、東京スタジアム(東京・調布市)が味の素スタジアムになったことや、渋谷公会堂(東京・渋谷区)がC.C.レモンホール(すでに契約は失効し、現在は「渋谷公会堂」)になったことが代表的な事例で、企業や商品の認知度向上のため、施設や地名などに名前を付けられる権利です。つまり、街中の看板と同じように広告商品なんですね。

 今回は年間1200万円で命名権を10年契約で購入した豊島屋が、「買ったものを使わない」という前代未聞の選択をしたことが、「かっこいい!」とネット上で大絶賛されました。

 あまりに褒められているので私のようなひねくれ者は「そういう戦略だったんじゃないの?」とうがった見方をしてしまいましたが、「地元への恩返しをしたい」という社長のコメントに、素敵な取り計らいだと思い改めました。

 これを大手の会社ではなく、地元に根付いている豊島屋さんがやるところがまた粋ですよね。

 海水浴場はこれまで通り「材木座海水浴場」「由比ガ浜海水浴場」「腰越海水浴場」と呼ばれるとのこと。そして豊島屋が支払ったお金は、海の清掃や監視員の雇用に使われるそうです。

※女性セブン2014年6月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン