芸能

極楽とんぼ・山本 復帰実現しないのは元所属事務所が理由か

2006年7月の淫行騒動で吉本興業を解雇され、その後芸能活動を休止したままの極楽とんぼ・山本圭一だが、ここにきて復帰の兆しが出てきたと話題になっている。

女性週刊誌『女性自身』2014年7月15日号の対談連載『中山秀征の語り合いたい人』には、極楽とんぼ・加藤浩次が登場。旧知の仲である中山に、今後の極楽とんぼについて聞かれると、加藤は

「世間の皆さまが許してくれたうえで、会社も了承してくれるなら、僕はもう一度、極楽とんぼとして活動してみたいと思っています。解散はしていませんから」

と、山本の復帰を願っていると、明確に意思表示したのだ。また、山本が可愛がっていた後輩のロンドンブーツ1号2号・田村淳は6月30日、ツイッターにこうつぶやいた。

「火男♪…
このお面いつも持ち歩いてて時々付けて、このお面をくれたあの人の事を思い出しています!…極楽とんぼの山本さん!早く復帰して欲しい!」

これまで何度も山本の復帰を切望していた淳だが、ここで改めてその気持ちを表明した。

さらに、5月に発売された『めちゃ×2イケてるッ!』のDVD『めちゃイケ赤DVD第5巻めちゃイケ正規軍×グラビアアイドル連合軍めちゃ日本女子プロレス創世紀編』には、山本の姿がモザイクなしで収録。DVDではすでに解禁となっているのだ。

もはや復帰まで時間の問題といえそうな状況だが、事態はそう甘くないという。お笑いに詳しいテレビ関係者はこう話す。

「芸人仲間やテレビ関係者はすでに受け入れ態勢ができているようですが、吉本関係者が微妙な態度を示しているみたいなんですよ」

事務所のサポートがないと復帰できないのは確かだが、吉本サイドが煮え切らないのはどうしてか。

「山本は吉本の東京事務所の最古参メンバーで、東京の若手から慕われるリーダー的存在でした。たとえば、若手からギャラや待遇の面で不満が出てくると、山本は交渉役を買ってでて、後輩たちのために吉本と戦っていたというのです。そういう意味で、吉本にとって山本は、ちょっと面倒くさい芸人だったわけですね。当時、山本とやりあっていた社員はまだ吉本に在籍しているらしく、彼らが難色を示しているようですね」(前出・テレビ関係者)

山本復帰には、まだまだ障壁がありそうだ。

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