芸能

隔離病棟のASKA被告 「第二のシャブ愛人」報道に絶叫した

 覚せい剤取締法違反での逮捕劇から3か月。ようやくASKA被告(56才)の初公判が東京地裁で行われた。

 8月21日には、ASKA被告に覚せい剤を売ったとして暴力団幹部2人が逮捕されており、今後、公判では、薬物の入手ルートや、一緒に逮捕された栩内香澄美被告(37才)との関係が追及されることになるが、「いまの彼が法廷でまともな答弁ができるとは思えない」と怯えた表情で話していた1人の女性がいる。

 ASKA被告が薬物依存症治療のために入院している千葉市内の総合病院の隔離病棟に、夫が入院中だというA子さんである。

 A子さんによれば、ASKA被告は入院当初から、握りこぶしをつくって肩を怒らせ、ブルブルと震え、うめきながら廊下を歩いていたといい、その証言から、ASKA被告が覚せい剤の禁断症状に苦しんでいる様子が見て取れた。

 そしていま、彼女はASKA被告の近況について、さらに衝撃の内容を語り出した。

「彼の入院する隔離病棟は、入り口から全通路に至るまで、24時間監視カメラで録画されているのですが、8月中旬のある日、ASKAさんが看護師と一緒に、その監視カメラ映像を管理する部屋にやってきたそうです。

 彼は深刻な表情で、自分の部屋の周辺の録画映像を何日分もチェックしながら、突然、“おれの部屋に誰かいる! 見えないけど絶対に誰かいる!”って叫びだしたそうで…。どうも、彼は幻覚に悩まされているようなんです」

 もちろん、監視カメラの録画映像を全部チェックしても、誰も映っていない。それでも、ASKA被告は執拗だった。

「看護師がいくらなだめても、“絶対に誰かいるんだよ!”ってきかなくて、最後は塩で部屋のお清めを始めたそうです。同じ病棟にいる薬物依存患者たちも、“あいつは末期的なレベルだから、外に出したらヤバいぞ”って心配していたそうです」(A子さん)

 さらに別の日、ASKA被告が病棟内の会議室で、他の入院患者たちとテレビを見ていた際には、こんな光景が繰り広げられたという。

「その時、偶然にも“ASKA被告に第二のシャブ愛人がいた”と報じるワイドショーが流れていて…。すると、ASKAさんはテレビの中のキャスターに向かって、“アイツとはつきあってねーよ!”と絶叫したそうです。周囲はみなボー然としていたとか(苦笑)」(A子さん)

※女性セブン2014年9月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン