スポーツ

北別府学氏 広島中継ぎ陣の充実が秋に威力発揮すると感じる

 プロ野球のレギュラーシーズンは残り1か月を切り、手に汗握る試合が連日繰り広げられている。昨年悲願のCS出場を成し遂げた広島カープは、今年もCSを射程圏内に捉えているが、OBはそんなチームをどう見ているのだろう? 広島一筋で213勝をマークした北別府学氏はこう語る。

 * * *
 投手陣では、昨年はまだ体の線が細かった戸田隆矢や中崎翔太が調子を上げている。競った試合が続く時は、先発が1イニングでも長く投げて中継ぎの負担を軽減することが重要になります。秋を迎えラストスパートになれば、どの球団も中継ぎに夏場の疲れが出る。広島は二軍との調整がうまくいっており、一岡竜司や中田廉、横山竜士といった駒が揃ったことで、この秋に威力を発揮するのではないかと見ています。

 あとはなんといっても、残り1か月で前田健太がどれだけ状態を上げてくるかということです。シーズン序盤に飛び出し、交流戦で陥落したものの、我慢しながら優勝争いに食らいついている。ここまで強くなったのは、昨年のCS進出と、そこで阪神を退けたこと。その結果「俺たちでもやればできる」という自信につながっているからです。昨年に得た経験は大きいと思います。

 地元のTV局も盛り上がっているし、先日、広島には大災害があった。選手たちには「優勝して市民を元気づける」というモチベーションも高まっている。今年は、昨年までのカープとは一味違うはずだと思っています。

※週刊ポスト2014年9月19・26日号

トピックス

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
スカイツリーが見える猿江恩賜公園は1932年開園。花見の名所として知られ、犬の散歩やウォーキングに訪れる周辺住民も多い(写真提供/イメージマート)
《中国の一部では夏の味覚の高級食材》夜の公園で遭遇したセミの幼虫を大量採取する人たち 条例違反だと伝えると「日本語わからない」「ここは公園、みんなの物」
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
『国宝』に出演する横浜流星(左)と吉沢亮
大ヒット映画『国宝』、劇中の濃密な描写は実在する? 隠し子、名跡継承、借金…もっと面白く楽しむための歌舞伎“元ネタ”事件簿
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン