芸能

まるで魔女狩り 「江角派」は見つけられ次第密告され、粛清

 ブログで告白した「ママ友いじめ」が、大騒動へと発展している江角マキコ(47才)。女性セブンが反江角派の抗議文を掲載すると、今度は、2012年に当時の江角のマネジャーが、長嶋一茂(48才)邸に「バカ息子」などの落書きをしたと『週刊文春』が報じた。

 江角と長嶋の妻は、子供が名門私立小学校の同級生で、もともとママ友だったが、4年前に亀裂が入り不仲になったという。つまり、長嶋の妻は反江角派というわけだ。

 女性セブンが報じたママ友による抗議文によって、江角が幼稚園の保護者の悪口を陰で言いふらしたり、すべてを自分が仕切りたがるなど、周囲と軋轢を生んでいたことが発覚したが、その後、江角が受けた“報復”もまた、すさまじいものだったという。

「幼稚園時代の一件から、徐々に江角さんの周囲からは人が離れていっていましたが、あるとき、長嶋さんの奥さんと仲違いしてからは、事態は一気に悪化しました。彼女の元に多くのママたちが集まり、反江角派となって、学年を牛耳るほどの一大派閥を作ったんです。

 反江角派の怖いところは、徹底的に敵を排除することです。当時、標的にされた江角さんへの攻撃は、度を超えてました。全員で彼女を無視して、江角さんと仲よくしようものなら、そのママ友まで排除し、みんなで悪口を言いまくるんです。下手に江角さんに同情して手を差し伸べたら、次は自分が標的になってしまう。そのうち、誰も江角さんに近寄らなくなりました。あれは、子供の世界で行われるいじめの構図そのものでした」(江角のママ友)

 学校中に反江角派の目が光っていたという。

「まるで中世の魔女狩りのようでした。“江角派”は、見つけられ次第、ただちに密告され、粛清されるわけです」(前出・江角のママ友)

 そして2012年11月。江角にとって最悪の出来事が起きる。

「江角さんの下の息子さんが、お姉ちゃんが通う小学校の系列の幼稚園を受験したんですが、落ちてしまったんです。実はこのお受験の裏で、『江角さんがいかに学校にとってマイナスな存在か』『江角さんの下の子まで入学させたら、どれほど大変なことになるか』といった内容が延々と書かれた、入学反対を申し入れる上申書が、何者かによって学校の上層部に提出されていたという話が出回ったんです。

 もちろん、仮にその上申書が存在したとしても、合否に関係したわけではないし、それを提出したのが反江角派なのかもわかりません。でも、江角さんは、反江角派の仕業だと信じ込んでいたんです。“自分の事ならいざ知らず、あたしの子が何したって言うの…”って、江角さんは号泣したんです」(前出・江角のママ友)

 絶望に打ちひしがれる江角を間近で見ていたのが、当時のマネジャーだった。当時、江角の担当になって3年目の彼は、彼女とは家族ぐるみのつきあいで、お互いの信頼も厚く、江角の芸能活動に自分のすべてをささげるような、仕事熱心なマネジャーだったという。

「彼は、江角さんに対しては本当に思い入れが深く、彼女をずっと尊敬していました。その江角さんが、目の前で号泣して、苦しい境遇を打ち明けてくるわけです…。彼は自分のこと以上に胸を痛めて、一緒に涙したそうです。そして、その日、復讐を誓ったのだそうです」(前出・江角のママ友)

 長嶋邸への落書きが行われたのは、幼稚園の不合格から1か月後のことだった。この落書きが、本当にマネジャーの独断専行だったのか、それは当事者にしかわからない。だが、近しいものが敵討ちを決行するのに充分なほど、反江角派の江角へのいじめは苛烈を極めていたのかもしれない。

※女性セブン2014年10月2日号

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン