いまや毎夏の日本を代表する音楽イベントとなったSUMMER SONIC(サマソニ)。そんなサマソニの前日には、オールナイトで海外からの大物アーティストなどを招いた前夜祭SONICMANIA(ソニマニ)が開催される。
こちらは屋内のオールナイトイベントでクラブ的要素を含まれており、サマーソニックとは少々趣向が異なる。そんな「ソニマニ」が今年も8月に開催されたが、参加者からは「女性が下品すぎた」という声が上がった。ドイツから来たKRAFTWERKのファンだというアキラ氏(26歳)は、次のように語る。
「当日の様子は、国内外の音楽ファンと、音楽は知らないけどクラブ的な空間で騒ぎたい層の2つに分かれている感じでしたね。とくに、クラブDJ系のアーティストがいるブースではブラジャーにショートパンツに厚底靴、頭に花冠を巻き付けたファッションの露出系女性ばかり。音楽ファンとしては微妙な気分になりました」(アキラ氏)
また別の参加者のユウキさん(31歳)も次のように話す。
「本当に女性の露出ファッションが嫌でした。クラブのノリだから、ある程度までは仕方がない。でもナンパ目的の男と、そんな男たちと一緒に地面にしゃがみ込む露出女子は見るに耐えなかった。
早朝、始発電車を待つために下着のような格好で床に足を広げて寝ている女子たちを見て、冷めてしまいました。男性よりも女性のマナーの悪さが目立つイベントでしたね」(ユウキさん)
今年の「ソニマニ」には、中田ヤスタカ、サカナクション、KASABIAN、MOGWAI、ZEDD、KREWELLA、NERNO、2manydjsらが参加した。このように、国内外の多様なアーティストが集結するイベントであれば、ファン同士にすれ違いもあるだろう。ただ、純粋に音楽を楽しみたいファンからすれば、場違いなファンに違和感を持つ人も少なくなかったようだ。