ライフ

夫を見下す露骨な「家事ハラ」 言葉や態度の酷さの自覚なし

 家事を手伝う夫に妻が必要以上に厳しくダメ出しをする「家事ハラ」が話題だ。発端となったヘーベルハウスのCMは女性からの批判が殺到し、打ち切りとなった。家事ハラを訴える男性に対し、女性の反発はおさまりそうにない。54歳のAさん(会社員)は諦め顔だ。

「妊娠を機に会社をやめて久しいから、妻は言葉に気を遣ったり、ポーカーフェイスをすることもできなくなっているんだと思う。上司もいないし、自分はなんでもわかっていると思い込み、僕に対しては完全に上から目線。

『洋服のしまい方はそうじゃないのよ。あなたってわかってないわね』とか、『テーブルを拭くときはもっと力を入れて』とか、些細なことに一生懸命になっている。はっきり言って、妻の言うように洋服をタンスに3列ではなく2列に収納しても、困ることはないし、そんなにゴシゴシやらなくてもテーブルはきれいになる。

 だから家事を手伝うのは、基本的に妻の嗜好やこだわりにつき合うだけのことだと割り切るしかないんですよ。世の男性も、『せっかく手伝ったのに』なんて言わずに、彼女の流儀につき合ってると割り切れば、まあ仕方ないかなと思えるのでは?」

 家事ハラを我慢する妻の態度にも夫の不満は募る。

「どうせ男だからしょうがないと見下している様子が露骨すぎるんです。文句を言うのも面倒なので流しているだけ。僕が料理を作れば一口食べて『男料理だもんね』と言って小バカにした表情を浮かべるんです。

 もし男性が女性に逆のことをしたらどうなりますか? 会社で仕事をして資料を持ってきた女性社員に『ああ女の仕事だもんな』と言ったら一発アウトでしょう。妻たちはいかに言葉や態度がヒドイか自覚がなさすぎる」(52歳・会社員)

※週刊ポスト2014年10月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
マネーポストWEB