国際情報

韓国人は「日本はサタン」という「反日教」に毒されている

 今年5月発行の『韓国人による恥韓論』(扶桑社刊)が累計20万部を突破、このたび第2弾となる『韓国人による沈韓論』(同)を上梓した韓国人ブロガーのシンシアリー氏。新世代の論客が、先鋭化する韓国の反日思想に警鐘を鳴らす。

 * * *
 日韓関係の悪化の背景には、韓国での日本を”サタン(悪魔)”に見立てた根強い「反日信仰」がある。自分たちが信じるもの以外はすべて悪。災いはすべてサタン(日本)のせい。サタンを叩き潰すことが神の意志であり、日本人にもそれを知らしめなければならないという思想だ。
 
 この思想は韓国プロテスタント(基督教)の教義に通ずるところが多く、筆者はそれを「反日教」と呼んでいる。
 
 韓国人の約3割はキリスト教で、プロテスタントとカトリック(天主教)の割合は2対1。特に韓国プロテスタントは歴史的に保守で反日思想が色濃く「天皇はサタン(悪魔)」という意識が強い。東日本大震災の後、高名な韓国人牧師が数万人の信者を前に、
 
「津波も防げない人間を”天皇(神)”と崇めているから災いが起きた」などと発言したことがそれを物語っている。
 
 一方の韓国カトリックは8月のローマ法王訪韓時に元慰安婦をミサに招待し、法王の政治利用を画策した。韓国キリスト教がしばしば「ウリスト教」と揶揄されるのは、キリスト教の名の下で「反日」布教を推進するカルト的な性質を帯びているためだ。
 
 今や一般国民にも浸透した「反日教」は、先鋭化している。宗教に酔っている人間に正論は通じない。エンターテインメントや文化交流を隠れ蓑にした”反日宣教師”の動向には注意が必要だ。
 
 ※SAPIO2014年10月号

関連記事

トピックス

多くの外国人観光客などが渋谷のハロウィンを楽しんだ
《渋谷ハロウィン2025》「大麻の匂いがして……」土砂降り&厳戒態勢で“地下”や“クラブ”がホットスポット化、大通りは“ボヤ騒ぎ”で一時騒然
NEWSポストセブン
声優高槻かなこ。舞台や歌唱、配信など多岐にわたる活躍を見せる
【独占告白】声優・高槻かなこが語る「インド人との国際結婚」の真相 SNS上での「デマ情報拡散」や見知らぬ“足跡”に恐怖
NEWSポストセブン
人気キャラが出現するなど盛り上がりを見せたが、消防車が出動の場面も
渋谷のクラブで「いつでも女の子に(クスリ)混ぜますよ」と…警察の本気警備に“センター街離れ”で路上からクラブへ《渋谷ハロウィン2025ルポ》
NEWSポストセブン
クマによる被害
「走って逃げたら追い越され、正面から顔を…」「頭の肉が裂け頭蓋骨が見えた」北秋田市でクマに襲われた男性(68)が明かした被害の一部始終《考え方を変えないと被害は増える》
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「日本ではあまりパートナーは目立たない方がいい」高市早苗総理の夫婦の在り方、夫・山本拓氏は“ステルス旦那”発言 「帰ってきたら掃除をして入浴介助」総理が担う介護の壮絶な状況 
女性セブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドで5歳の少女が意識不明の状態で発見された(被害者の母親のFacebook /オハイオ州の街並みはサンプルです)
【全米が震撼】「髪の毛を抜かれ、口や陰部に棒を突っ込まれた」5歳の少女の母親が訴えた9歳と10歳の加害者による残虐な犯行、少年司法に対しオンライン署名が広がる
NEWSポストセブン