芸能

泉ピン子 仲間由紀恵交際直後に「こんな無名俳優じゃだめ」

 9月18日、女優・仲間由紀恵(34才)と俳優・田中哲司(48才)が入籍したことを発表した。

 2003年のドラマ『顔』(フジテレビ系)の共演で出会って、2007年のドラマ『ジョシデカ!―女子刑事―』(TBS系)での再共演がきっかけで交際をスタートさせた仲間と田中。機が熟すまでに7年もの時間を要したのには理由があった。

『TRICK』や『ごくせん』に主演し、紅白歌合戦の司会を務める国民的女優・仲間と、一脇役俳優・田中の「格差」に周囲は猛反対した。

 なかでも仲間が地元沖縄から上京して初めて出演したドラマ『日本一短い母への手紙2』(日本テレビ系)で共演した泉ピン子(67才)の横ヤリは有名だった。

「ピン子さんにとって仲間さんは娘みたいな存在。出会ったときから“この子は私が育てる”と仲間さんをかわいがってきましたし、彼女もピン子さんを“ピンちゃんママ”と呼んで慕ってきましたから」(芸能関係者)

 実はピン子も、前出の『ジョシデカ!』に出演していた。

「それでふたりは、交際が始まってすぐ、ピン子さんに報告したそうなんです。そしたらピン子さんは田中さん本人を前に“こんな無名俳優じゃだめ!”“由紀恵とつきあうならもっと有名になりなさい!”とか随分厳しいことを言ったそうです。

 でも、猛反対したのはピン子さんだけじゃありませんでしたよ。周りはほとんどみんな“どうして?”って感じで…。仲間さんと田中さんでは、俳優としての格差があまりに大きいですよね。例えばドラマ1本の出演料でも桁が違うんですよ。しかも田中さんは仲間さんよりも一回り以上年上ですから」(前出・芸能関係者)

 そんな周囲の声を背に、田中はひたすら仕事に邁進した。2008年は『ハッピー・フライト』など映画8本、ドラマは『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)など9本。翌2009年は『ぼくの妹』(TBS系)などドラマ12本のほか、舞台にも出演した。

 そんな田中の姿に、周囲の目がやさしくなり始めていた矢先の2009年12月、スポーツ紙でふたりの熱愛が報じられた。しかしその直後、田中は『FRIDAY』に、仲間ではない女性を自宅マンションに持ち帰ったり、また別な日に他の女性と密会をしていたことを報じられてしまう。

「田中さんはとにかくモテるんですよ。身長も180cm以上あるしやさしい顔立ちでしょ? 一見地味な印象ですが、マメでサービス精神旺盛だし、女性の扱いに慣れているんですよね。もちろん仲間さんは報道を見て大激怒。田中さんは土下座せんばかりに謝ったそうです。それだけ彼にとって仲間さんは大事な存在だったし、最後は彼女も彼を許した。でも正直、田中さんは周りから総スカンでしたね。彼への逆風はさらに強くなりました」(テレビ局関係者)

 そして田中は、再びひたすら仕事に没頭することになった。2010年はNHK大河『龍馬伝』などドラマ11本に映画2本、2011年はドラマ8本に映画4本、2012年はドラマ12本に映画2本、2013年はドラマ7本に映画4本。

 決して仲間のような国民的俳優ではないが、田中は独特の存在感で見る者の心を奪う名脇役俳優となった。

※女性セブン2014年10月9日号

関連記事

トピックス

日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト