ライフ

犬の散歩がきっかけ 12.8%の人が恋愛に発展したとのデータ

 犬を飼っている人は、一週間のうち平均4時間半は犬の散歩に費やしているという調査がある。そして、犬の散歩をきっかけに交際に発展したことがあるという人も少なくないそうだ。犬のしつけ教室・Can! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導する西川文二氏が、犬の散歩と恋愛の関係について解説する。

 * * *
 散歩は体にいい。これ常識。健康面だけではなく、脳へのいい影響を強調する人たちもいる。高齢の男女数人に散歩を半年間してもらって、脳の反応を調べたら2倍速くなってた、なんて報告もある。

 ペットを飼うことも、体と脳に、いい。これまた、いまや常識。心臓発作経験者で、ペットを飼ってる人と、飼ってない人を比べたら、その生存率に大きな差があったっていう。

 ペットの飼い主の方が飼い主でない人よりも血圧が低い、血液中の中性脂肪なども低い、ってなことも報告されてる。

 穏やかなペットとの触れあいは、人間の脳の前頭前野を刺激する、そんなこともわかってる。散歩は体と脳にいい。ペットを飼うことも体と脳にいい。であればですよ、ペットと散歩するってのは、かなり、チョー、スーパー、体と脳にいい、ってことになる。

 とはいえ、猫との散歩やウサギ、あるいはキジ、猿との散歩は、そう現実的ではありませんわな。となれば、かなり、チョー、スーパー、体と脳にいいペットとの散歩ってのは、必然的に犬との散歩に限られる、ってことになる。

 こんなデータもゴザンしたよ。

 犬の散歩がきっかけで、恋愛に発展したってのが、12.8%もいるっていう。もっとも、そのうち約半数が片思いなんだとかで、おいおい、片思いも恋愛っていうのかぁ、って突っ込みたくもなるけど、うち24.2%は交際に発展したっていう。結婚までしちゃったってのも、5.5%いるんだと。

 体にもいい脳にもいい、しかも異性との交際のきっかけにもなる。

 いやぁ、やっぱり犬との散歩は、最強、最高、ナンバー・ワン!

 あらららら、明日から犬の散歩、回数を増やそうなんて、考えてません? それって、犬のため? 体と脳のため?

※週刊ポスト2014年10月10日号

関連記事

トピックス

キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
エライザちゃんと両親。Facebookには「どうか、みんな、ベイビーを強く抱きしめ、側から離れないでくれ。この悲しみは耐えられない」と綴っている(SNSより)
「この悲しみは耐えられない」生後7か月の赤ちゃんを愛犬・ピットブルが咬殺 議論を呼ぶ“スイッチが入ると相手が死ぬまで離さない”危険性【米国で悲劇、国内の規制は?】
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン