「ランキングの付け方に根拠がない!」と怒っている人には、「なるほど、気が付かなかったなあ。そこに目をつけるなんて、さすが○○さん!」と感心してあげるのが有効。さすがにバカにしている本音を察知されるのでは……と心配になるかもしれませんが、その点は大丈夫です。
相手は、こんなランキングに本気になっているシャレのわからなさや、誰でもすぐ気が付く適当さを得意気にあげつらって喜んでいるマヌケさを持ち合わせているので、じつはバカにしていることになんて気づきません。そんなタイプですから「今のマスコミは、本当にしょうがないですよね」といった凡庸で使い古されたフレーズにも、素直に共感して「うむ、こいつはわかっている!」と感激してくれるはずです。
また、学歴の話題を出してきたということは、出身校の自慢をしたがっている可能性が大。ひとしきりなだめたあとは、「○○大って、どういう学校でしたか?」と聞いてあげましょう。「バカばっかりだよ」などと悪しざまに言ったとしても、もちろんそれは愛情の裏返し。何を言っても「いいですねー」と返しておくのが大人のセオリーです。
ただし、今まで申し上げたようなノウハウは、「使える」の上位2校ぐらいの卒業生の方は使わないほうがいいかも。何をどう言っても偉そうに響くでありましょうと、「使えない」ランキングで22位という中途半端な立ち位置の学校の卒業生としては慎んで申し上げておきます。