国際情報

中国のパクリ遊園地 日本人記者が月給2.7万円で潜入に成功

 中国のパクリ遊園地は失笑とともに知的財産権無視の姿勢が強く批判された。はたして中国人の権利意識は変わったのか。ジャーナリスト・西谷格氏が中国の最新型遊園地に“キャスト”として潜入した。

 * * *
 寿司屋のバイト(前々号)、反日ドラマへの出演(前号)に続いて編集部から与えられたミッションは、「パクリ遊園地で着ぐるみを着て働いてこい」というものだった。しかし、ここ数年この手の遊園地の話はなりを潜めている。今の中国は国際化が進み知的財産権の意識が根付いたということなのだろうか。

 いや、そんな短期間で中国が変わるわけがない。中国語サイトを丹念に検索していると、何やら怪しげな画像が目に飛び込んで来た。来場者と戯れる着ぐるみの姿は、明らかにディズニーアニメ「白雪姫」の7人の小人。後方には、目つきのおかしいドナルドダックもいる。その場所は山東省煙台市蓬莱にある「欧楽堡夢幻世界(英語名・ユーロパーク)」。北京と上海の中間に位置する沿岸地域だが、最寄りの都市までバスで2時間半という田舎町だ。

 そんな田舎の遊園地に、何の縁もゆかりもない私が潜り込めるのだろうか。不安を抱きながら電話を掛けて働きたいと申し出てみると、開口一番「給料はいくら欲しいの?  とりあえず事務所に来なさい」との返答をもらい、すぐさま現地に飛んだ。

 周囲は遊園地を含めて閑散としており、あまり人の気配がない。オフシーズンとはいえ、近くの民宿やレストランも客はまばらだった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る中居(2025年12月下旬)
《三歩下がって寄り添う高級ジーンズ美女》中居正広を今もダンサー恋人が支える事情「この人となら不幸になってもいい…」過去に明かしていた結婚観との一致
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《声の大きい人が勝つ国ではなく…》2026年、日本が目指すべき姿は?AIに聞いて“ハッとさせられた言葉”と意外な提言【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
新大関・安青錦
新大関・安青錦が語る2026年の抱負「いちばん上まで行きたい。期限にこだわりはないけれど目指さなければ意味がない」 
女性セブン
一般参賀にお姿を見せた上皇さまと美智子さま(時事通信フォト)
《新年を寿ぐホワイトドレス》「一般参賀に参加いただく必要があるのか?」美智子さま“お手振りなし異変”報道で波紋…上皇ご夫妻が行事に込める「内に秘められた心の部分」
NEWSポストセブン
元日本テレビアナウンサーの大神いずみ氏(右)と放送作家の山田美保子氏
《2026年の女性アナ事情》各局エース級が続々フリー転身 次世代を担うポスト田村真子、岩田絵里奈は誰か?【大神いずみ氏×山田美保子氏対談】
週刊ポスト
茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された
《水戸市・31歳ネイリスト女性死亡》「『誰かのために働きたい』と…」「足が早くて活発な子」犯人逃走から6日間、地元に広がる悲しみの声
NEWSポストセブン
浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化
《声をかけて寄り添って》浅田真央と村上佳菜子の“断絶関係”に変化 沈黙から一転、見られていた「雪解けの予兆」
NEWSポストセブン
新宿の焼肉店で撮影された動画が物議(左は店舗のInstagramより、右は動画撮影者より提供)
《テーブルの上にふっくらとしたネズミが…》新宿・焼肉店での動画が拡散で物議、運営会社は「直後に殺処分と謝罪」「ねずみは薬剤の影響で弱って落下してきたものと推察」
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された秋篠宮家次女・佳子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀で見せた“ハート”》佳子さま、“お気に入り”のエメラルドグリーンドレスをお召しに 刺繍とハートシェイプドネックがエレガントさをプラス
NEWSポストセブン
元仙台高裁判事の岡口基一氏
「裁判所当局が嫌がった核心は白ブリーフだった」 弾劾裁判で法曹資格を失った岡口基一氏が振り返る「岡口裁判の急所」とは 裁判所と司法記者クラブの問題点も指摘
NEWSポストセブン
新年一般参賀に出席された皇后雅子さま(2026年1月2日、撮影/黒石あみ)
《新年一般参賀の“ブルーリンク”コーデ》皇后雅子さまはスタンドカラーでフォーマルに、愛子さまはマオカラー風で親しみやすさを演出
NEWSポストセブン
松田烈被告
「スマホから『映してください』と指示の声が…」ネットで“性的暴行してくれる人を募集”した松田烈被告(28)、被害女性が語った“外道すぎる犯行”
NEWSポストセブン