プロA:当の女子アナたちだってある程度確信犯でやってますよ。TBSを退社した田中みな実アナ(27)が、ソーセージをパックリ咥えて“太~い”“黒~い”なんてやってみせるのだってそう。『ミュージックステーション』の前のMCだったテレ朝の竹内由恵アナ(28)は、視聴者がパンチラを期待しているのをわかっていてミニスカートを穿いていたわけでしょう(笑い)。
制作C:良い悪いはおいても、女子アナなんて、それぐらいじゃないとやっていけない。『清廉』なんて、面倒を嫌うお偉いさんしか考えつかない空っぽの言葉ですよ。
──つまり、テレビ局は女子アナをホステスのように扱い、女子アナもそれを受け入れ、むしろ時に利用している。A氏はこう断言する。
「局側が女子アナに品行方正さを求めているなんて建前に過ぎない。実際は視聴率を稼ぐことができる“アイドルアナ”を待望しているんです。一方で、視聴者からのクレームやCMを出すクライアントの反応を恐れるあまり、世間や雑誌メディアから叩かれることに非常に臆病になっている。今回、内定を取り消されたミス東洋英和の笹崎さんは、そんな“事なかれ主義”の被害者です。テレビ局に一本スジの通った信念なんて何もないんですから」
※週刊ポスト2014年11月28日号