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高橋尚子 ランニングで三日坊主防ぐには窮屈ルール作成ダメ

 ランニング経験といえば、小学校の持久走以来というかたによくお会いしますが、ランニングを持久走と同じと考えると確かにきつい。「休んではいけない」「タイムを上げなきゃいけない」…。「~しなくちゃいけない」と教えられるからなんですよね。

 でも、ランニングにルールなんてありません。疲れたら歩いてもいいし、友達とおしゃべりしながらゆっくり走り、寄り道してソフトクリームをぺロリ、なんてことでもいい。毎日走ることもないし、週1回でも走った日は褒めてあげてほしい。

 三日坊主というかたもいますが、そういうかたは自分で窮屈なルールを決めていませんか? 例えば、毎日最低5km走る! などと、高いハードルを掲げて「走らなきゃ」と思うから、きつくなってランニングから遠のいてしまう。

 それよりも1週間に1回でも、体を動かしてみるだけ、というのはどうでしょう? 通勤途中に1駅前で降りて歩くだけでもいい。長めの階段をリズムよく駆け上がるだけでも充分。体を動かすことに慣れたら足を動かすスピードを少し上げる。それが半年、1年先のフルマラソンにつながるんです。

 ランニングは何才からでも始められ、続ければ必ず上達する、成長がわかりやすいスポーツです。初めは5kmしか走れなくても、続ければフルマラソン、42.195kmを走りきることも夢じゃありません。私はもう、最高記録は出せないけれど、みなさんはまだこれから変化できる。きっと大会に出場するたびに自己ベストを更新できるはずです。それって、本当にすごくうらやましい!

 最近は全国各地で工夫を凝らしたマラソン大会が開かれていますから、まずは近くで行われている大会にエントリーして、その目標に向かって頑張るのも楽しいですよ。走る楽しさは、走る人の数だけあります。あなたにもきっと、自分だけのランニングのツボが見つかるはず。さぁ一緒に走りましょう!

※女性セブン2015年1月22日号

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