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ご飯に梅干し、カレー粉の使用など 夏のお弁当対策10か条

梅干しには食中毒を予防する働きが

 食中毒が怖いこの季節。夏は食材を傷めない工夫が必須だ。そこで、夫・おちまさとさんのお弁当などを公開したブログが人気のママタレント・越智千恵子さんと、料理家の上島亜紀さんに夏のお弁当対策10か条を教えてもらった。

【1】ご飯には梅干しをON
「梅干しには食中毒を予防する働きが。ご飯にのせる習慣を。カリカリ梅を刻んでご飯に和えてもOK」(上島さん)

【2】お酢を入れてご飯を炊く
「夏のお弁当には、米2合に対して大さじ1お酢を入れて炊いたご飯を使うと傷みにくくなります。炊きたてはふわっと酢が香りますが、すっぱくはなりません」(上島さん)

【3】抗菌シートをのせる
「お弁当の上に1枚のせておくと安心ですよ」(越智さん)。天然からしの抗菌作用で菌の増殖を抑える。スリムになった! お弁当の衛生対策シート 20枚入り 340円/桐灰化学

【4】野菜はしっかり冷ます
「野菜は15%の濃いめの塩でゆで、しっかり冷ますこと。ブロッコリーはざるなどに房を下にして置いて水を切り、さらにキッチンペーパーを敷いた容器に入れて冷蔵庫でしっかり冷まします」(上島さん)

【5】葉物の水分はごまで吸収
「葉物から水気が出ると、その水分で菌が繁殖しやすくなります。すりごまで和えておけば余分な水気をごまが吸い取ってくれます」(上島さん)

【6】レモンやしそ、カレー粉etc.お助け食材活用
「夏はレモンやしそ、カレー粉など、お弁当の傷みを防ぐ食材を活用しましょう。レモンやしそには抗菌力が、カレー粉に含まれる成分クルクミンには防腐作用があります」(上島さん)

【7】仕切りの葉物をシリコンに
「最近はしそのバランがとてもリアルで、仕切りに使ってみたらこれが重宝しています」(越智さん)。抗菌お弁当カップ ベジカップ G・レタス 3個入 540円/シンカテック、袋入れ シリコン製大葉 4枚入 617円/アーネスト

【8】除菌スプレーで指先はいつも清潔
高純度緑茶カテキン配合、純水使用だから直接食品にもかけられる抗菌スプレー。手指の除菌対策にも◎。パストリーゼ77 (500ml/1058円※編集部調べ)

【9】卵はしっかり火を通す
「夏場は卵は半熟だと傷みやすいので、しっかり加熱しておきましょう。沸騰後8分ゆでたものは半熟状態、沸騰後12分ゆでるとしっかり黄身まで火が通ります」(上島さん)

【10】冷凍庫で急速に冷やす
「お弁当箱内のおかずに温度差があるのが腐敗の大きな原因。おかずを冷まして詰めるのは基本ですが、時間がないときは、急速冷凍で一気に冷やすのもおすすめ」(上島さん)

※女性セブン2015年7月2日

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