「校長からB美さんと学校関係者のXさんがトラブルを抱えていたのではないかという情報があったので、市や学校が仲裁するかたちでB美さんの遺族とXさんの話し合いの場を設けました」(市教育委員会、以下「」内同)
──実際に双方は話し合いを行ったのか。
「B美さんの遺族とXさんは直接、話し合っています」
──お互いが何らかの問題があったことを認識していたということでは?
「そこはわかりません。お互いに勘違いしていることを正したのかもしれない。話し合いは(トラブルの)事実関係をすり合わせるためでしょう」
市教委によれば、Xさんは同小学校の保護者であると同時に、学校教育に携わる立場でもあり、いわば市教委の“身内”でもあるので、遺族との間を取りもったのだという。
あとは校長も教育委員会も口を揃えて、「子供の間にはいじめはなかった。保護者間のトラブルはまだ確認できていない」というのみだった。
※女性セブン2015年8月13日号