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ともに敗戦国だったドイツとの違いから日本の未来を探る新書

【書籍紹介】『日本とドイツふたつの「戦後」』熊谷徹著/集英社新書/799円

 日本とドイツは、共に先の大戦の敗戦国で、戦後は劇的な復興を遂げた。だがドイツ在住のジャーナリストの著者は、戦後70年が経過し日独間には大きな違いが出たと指摘する。

 日本は歴史問題で中韓と険悪だが、ドイツはナチスが虐殺したユダヤ人の国イスラエルと歴史認識で合意し、深い反省を表明。周辺諸国から尊敬される国になった。また所得格差を広げない経済改革を進め、失業率を下げることにも成功したという。

 こうしたドイツの取り組みは、今後の日本の参考になる。

※女性セブン2015年8月20・27日号

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