ライフ

自撮りメガ盛り見分ける方法 鏡、キラ目、飛ばしがポイント

その写真は自撮りメガ盛りか

 20人に1人は毎日自撮りしているという調査結果があるように、インターネット、とくにSNSで自撮りに遭遇しないことはまずない。自撮りでない写真に対してはわざわざ「他撮り」のハッシュタグをつけて投稿するほど、写真といえば自撮りが常識になりつつある。

「若ければ若いほど自撮りに抵抗ありません」とSNSコミュニケーションに詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんはいう。

「とくに女の子はかわいく、きれいに見られるための時間も手間も惜しみません。奇跡の一枚を求めて100枚以上、スマホで自撮りを続け、アプリで美白や目を加工して、とにかくかわいい写真をアップロードします。ネットで『カワイイ』と反応してもらえることが重要なので、実際の自分と違う姿になってもいいんです」

 自撮りが当たり前の人たちは、写真を見るだけで自撮りか否か、さらに盛っているか否かはだいたい判別がつくという。「盛っている」とはこの場合、写真にカワイイ加工を施すことを言う。しかし、判別のテクニックを持たなければ、実物と違いすぎると驚くことも珍しくない。普通の人から見ると「メガ盛り」で別人と思うことも。ショックを受けないために、盛った自撮り写真を判別するコツを紹介しよう。

●鏡写真になっている
 雰囲気のいい写真だけど、どこか奇妙。よく見たら、写真に写り込んでいる看板等の文字が反転した鏡文字になっていることがよくある。これは自撮りする人に圧倒的な人気を誇るカメラアプリ「カメラ360」や「B612」の設定が、インカメラで撮影すると必ず鏡写真になるからだ。鏡写真にならないよう設定を変更できるが、多くの人がそのままだ。なぜ反転させたままにするのか。

「予想通りの顔にできるからです。メイクするとき、鏡を見ながら自分の顔の見え方をなんとなく確認していて、こういう表情にすればカワイイ、と女の子だったら誰でも考えていると思う。でも、実際に写真を撮ると、なんか違うということも多くて。でも鏡と同じように写るアプリのおかげで問題解決です。文字を読むために写真を見るわけじゃないから、反転したっていいじゃないですか」(都内の女子大学生)

 鏡に映ったときのかわいい自分をそのまま再現できると評判のアプリは、どれも自動的にソフトフォーカスをかけ、自動的に肌色の修正をかけてくれる。だから反転した文字が写るなど鏡写真になっている写真を見かけたら、被写体本人と会ったときギャップがあるのは当然と心しておこう。

●黒目が大きく輝いている
 若い女性のあいだでカラコン(カラーコンタクトレンズ)が珍しくなくなっているのは、多くの人が知るところだろう。しかしカラコンを使わずとも、スマホアプリで簡単に黒目を大きく印象的な目もとへとキラ目加工ができる。「Beauty Plus」はプリクラのような加工が可能だと人気だし、「女神カメラ」は自然に瞳に光を入れられると評判だ。

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン