芸能

仲のいい福山雅治とリリー・フランキー 深夜の六本木で発見

深夜撮影中の福山雅治とリリー・フランキー

 11月中旬、時計の針は深夜1時をさしていた。東京・六本木の隠れ家バーに福山雅治(46才)の姿があった。

 樹齢500年を超えるこだわりのナラの木でできた重厚なカウンターの奥に、数百本のウイスキーボトルが並ぶ。仄暗い店内には、特有のスモーキーな香りや磯の香りが漂っている。

 赤い花柄シャツに無精ひげ姿はいつもの福山の印象とは違うが、バーの空気に妙に溶け込んでいた。しかし、そんな雰囲気とは裏腹に、福山は隣に向かって熱い語りをやめない。2時を過ぎ、3時をまわっても熱は帯びていく一方で、一向に席を立つそぶりはない。

 吹石一恵(33才)との電撃婚からまだ2か月、こんなに遅くまで飲んでいていいのかと、お節介ながら気になる時間帯だ。それなのに福山を捉えて放さない、隣にいた人物、それはリリー・フランキー(52才)だった。

「福山さんとリリーさんならさもありなん。何時間でも話しているでしょうね(笑い)。吹石さんも、福山さんの帰宅が遅くなるからといって気にするタイプではありません。2人は映画『そして父になる』など共演もありますが、とにかくよく一緒に飲んでいます。

 今年の夏に日産スタジアムであった福山さんのライブにもリリーさんは駆けつけましたね」(芸能関係者)

 このお店に福山が来たのは初めてのこと。常連客のリリーがどうしても福山を連れて行きたいと言っていたバーだった。

「まだオープン1か月の新しいお店です。リリーさんはロゴをデザインするなどお店の新規オープンに携わったそうですが、当初から“福山を連れて行きたい”と漏らしていたそうです。

 この日は2人ともお酒を飲まれていなかったようですが、このお店は、保存状態や樽などこだわり抜いた稀少価値の高いウイスキーボトルが何百本と揃えてあるんです。リリーさんと福山さんのウイスキー好きは有名ですが、“どう? この店もいいだろう”と紹介しておきたかったみたいですね」(店の常連客)

 結局、2人がバーを出てきたのは明け方の4時。しかし2人は帰途につかなかった。

「実はこの日は、六本木で映画の撮影があったんです。深夜の撮影を終えて、次は早朝の撮りだったようで、福山さんとリリーさんは、その待ち時間にこのバーに足を運んだんです。4~5時間ありましたから、睡眠をとったり休憩できたとも思いますが、さすがはあの2人ですね」(映画関係者)

 映画とは福山主演で来秋公開の『SCOOP!』。福山が演じるのは芸能スキャンダルを追うパパラッチカメラマン。二階堂ふみ(21才)扮する新人記者とタッグを組み、大きな事件を追うことになる…というストーリーだが、リリーは、そんな福山に情報を提供するネタ屋という役どころ。

「正直、撮影中も、休憩時間も福山さんとリリーさんが戯れているので外野から見ているとどっちがどっちかわからないほどです(笑い)」(前出・映画関係者)

 道行く人が福山の存在に気づいて振り返る中、リリーと肩を組んで歩いたり、時折、リリーが福山にパンチをするフリをして、福山が痛がるなどふざけ合ったり…。結局、撮影は朝6時をまわっても続いていた。

※女性セブン2015年12月10日号

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン