芸能

竹内力 101回目のプロポーズでの好青年役はストレスだった

過去には『101回目のプロポーズ』で好青年を演じたことも

『ミナミの帝王』シリーズなどで圧倒的な存在感を誇示し、男臭い魅力あふれる竹内力(51才)。言わずと知れた「Vシネマの帝王」が最近、バラエティーでユニークな一面を見せ、そのギャップでファンを驚かせている。Vシネマ時代から近況まで、竹内に話を聞いた。

――Vシネマ『難波金融伝・ミナミの帝王』時代、一番印象に残っている事は、なんですか?

竹内:全部楽しかったですよ。単純に、自分の好きな仕事を選んでやれているから、こんな良い事はないなって。辛かったのは、忙しすぎて寝る時間がなかった事くらいかな。撮影が終ったら飲みに出るしね(笑い)。

――1日に、どれくらい豪遊した事がありますか?

竹内:ま、それでも、150万円くらいかな。クラブは1人5、6万円かかるから、それを3、4人でハシゴする感じ。

――『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)の頃、爽やか青年役でした。『ミナミの帝王』はコワモテの役ですが、キャラ転換は難しかった?

竹内:みんなそう思ってるようだけど、たまたまヒットした作品のイメージがついちゃうんだよなぁ…。他の作品では、オールバックのヘアスタイルの方が多かったんだけどね。だから『101回目のプロポーズ』の時は、髪の毛を下げて好青年を意識して頑張っていました。なんてったって、ストレスで「頭に十円ハゲ」ができたからね(笑い)。田舎の友達からも似合わない役柄で気持ち悪いと言われるし、撮影では普通に歩くと「ガニ股」だと監督から言われるし、あれは非常に辛かったね。控室にいる時点から…しんどかったわ!

――『ミナミの帝王』の萬田銀次郎は、自分に近かった?

竹内:あれは自分で作ったキャラクターだから。監督に言われて演じたわけじゃないからね。そのうち、漫画の方が俺の真似をするようになったんです。漫画はメガネをしているけど、サングラスに変えて(笑い)。服も漫画ではダサい昔のチンピラみたいな格好だったから、スーツも俺が選んだし、車も選んだ。

 漫画を無視してキャラクター作りをしていたら、歩き方まで漫画が俺に近づいてきたんです。唯一変えてないのは、メガネのままサングラスにしていないこと。そこ以外は全部、俺の真似をしてる(笑い)。

――Vシネマといえば、哀川翔さんと竹内さんが2大帝王と言われていましたが、ライバルとして意識し合っていたんですか?

関連記事

トピックス

チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
退陣の記者会見に臨んだ石破茂首相(時事通信フォト)
「ミャクミャクに笑顔で手を振りながら去っていった」退陣表明をした石破首相がどうしても叶えたかった“個人の夢”とは《自民党関係者が明かす》
NEWSポストセブン
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
趣里(左)の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊(右=Getty Images)
趣里の結婚発表に沈黙を貫く水谷豊、父と娘の“絶妙な距離感” 周囲が気を揉む水谷監督映画での「初共演」への影響
週刊ポスト
宮路拓馬・外務副大臣に“高額支出”の謎(時事通信フォト)
【スクープ】“石破首相の側近”宮路拓馬・外務副大臣が3年間で「地球24週分のガソリン代」を政治資金から支出 事務所は「政治活動にかかる経費」と主張
週刊ポスト
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
高校ゴルフ界の名門・沖学園(福岡県博多区)の男子寮で起きた寮長による寮生らへの暴力行為が明らかになった(左上・HPより)
《お前ら今日中に殺すからな》ゴルフの名門・沖学園「解雇寮長の暴力事案」被害生徒の保護者らが告発、写真に残された“蹴り、殴打、首絞め”の傷跡と「仕置き部屋」の存在
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
《外道の行い》六代目山口組が「特殊詐欺や闇バイト関与禁止」の厳守事項を通知した裏事情 ルールよりシノギを優先する現実“若いヤクザは仁義より金、任侠道は通じない”
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン